ブログ de なんで屋 @東京

みんなで「これからの社会」を考えるために、『場』と『認識』を提供する社会事業です。

【なんで屋ウィークリー】~「男女役割共認」を打出すことで街行く人の潜在的欠乏を生起させたい!!~

2009-11-28 02:27:53 | なんで屋ウィークリー
次回11/29(日)のなんでや劇場のテーマが発表されましたね。

「意識潮流の深層(性欲が出てこないのは何で?)」

です。

ということで、今回のなんでやウィークリーでは、今年のなんで屋@学園祭からとらえた、学生の男女意識について分析してみたいと思います。

にほんブログ村 政治ブログへ

なんで屋では、今年も数々の学園祭に出店させて頂き、様々な学生の「なんで?」に答えてきました。学生から聞かれたお題を分析すると、面白い傾向が見られました。下の表をクリックしてみて下さい。



特に大きく変わっているのが、男女系お題の4%→26%(昨年の6.5倍)です。「もっといい女になるには?」をお勧めお題として掲げたことが要因として挙げられますが、これだけの要因でここまで飛躍的に伸びたとは思えません。

男女系お題を聞いた人の感想を見てみると

・人類史の凄さに感動しました【19才♀大学生】
・今日はすごく納得できました☆いい女に同化できるように頑張ります【20才♀大学生】
・最近は男女の違いを埋めようとする傾向がありますが、身体とか考え方が違うのはやっぱり意味があるからだと思う。その違いを上手く生かして生きるべきだと思った。【20才♀大学生】
・一つの話題からあそこまで奥深くまで追求できるのが素晴らしいと思いました。僕もなんで思考をいていきます。【20才♂大学生】
・イイ男、イイ女のイメージは共通しているところが多いけれど、共通していない所がある。男としては「頼れる」という所を突き詰めることが大切と知れたので、今後参考にしようと思います。【21才♂大学生】

これらの感想を見る限り、男としての役割・女としての役割=男女役割共認を求めていることを感じますし、偽ニッチでない男女役割共認を土台に認識収束し始めている兆しが今回の学園祭から見えてきたように思えます。まさに、10月のなんでや劇場で提起された『男女共認の輪が認識収束の土台』(なんでや劇場レポート(3))の萌芽といえるのかもしれません。

⇒今後のなんで屋のお題はこの「男女役割共認」に対する欠乏を意識しての場作りを心がけていきたいと思います。この場作りで街行く人の潜在的な欠乏に答えていきたいと思います。


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (サハル)
2009-11-28 22:57:48
学生の気になるお題の傾向が、政治経済系から、男女にシフトしているというのは、面白いですね。

これまでは社会のことを考える→政治経済のことを考えると思われていたのが、そういう目先の現象以前に、そもそも男女の役割が何故、どのように違うのかという問題に興味が移ってるということは、それだけ深い位相に問題意識が移っているということだと思います。

いよいよ従来の問題意識ではどうにもならなくなってきたことの現われなんでしょうね。
Unknown (ペッパーちゃん)
2009-12-08 19:28:38
今までは、露店でも『いい女』『いい男』を打ち出すと、“私”が前についてしまう人多かったと思います

それが今は、個人としていい女を追求しても意味がない、って気づいている人が多いですよね