ブログ de なんで屋 @東京

みんなで「これからの社会」を考えるために、『場』と『認識』を提供する社会事業です。

仮説思考=実現思考

2008-07-11 15:28:36 | 路上の声〜仕事〜
■仮説思考〜「はじめ」からではなく「終わり」から考える
 
----------------------------------------------------
『仮説思考力について〜本質は「自分」発でなく「相手」発』で紹介されている「地頭力を鍛える」細谷功著を読んで、仮説思考について具体的に書かれていて参考になったので、この本から一部紹介します。

ついつい目先の課題に意識が行きがちですが、そんな時は往々にしてやるべき事が後手にまわってしまい、時間がかかる割りに前進感がなく成果が上がらない事が多いように思います。

では、どうするか? そのヒントは、
仮説思考の本質とは⇒「ベクトルを逆転して考える」
にあるようです。

以下、引用・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
例えばあなたがある期間内に調査結果をまとめるプロジェクトのリーダーに任命されたとしよう。基本となるプロジェクトの目的と時間が与えられ、具体的なアクションを考え出すときにはじめに考えるべきことは何だろうか?

「まずは明日からのアクションを考えなければならない」「それが終わったら明後日以降、次は来週の計画を立てよう」と考えたとしたら、あなたは「ベクトルが逆転していない」人である。

では、「ベクトルが逆転している」人はどう考えているのか?まず考えることはプロジェクトの「最終報告」のことである。つまり最終的に「誰に」「どんなメッセージが」伝わればよいかということである。

プロジェクトが始まってもいないうちから「最終報告」のことを考えるというのは「ベクトルが逆転していない」人から考えたら正気の沙汰とは思えない行動だろう。この意味するところは何だろう?最終報告の目次とは、プロジェクトの仮説に他ならない。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・引用、ここまで

まず「最終報告」を考えることは、完了時の発注者との充足イメージを掴む事。その目次ができれば仲間とプロジェクトの実現イメージを共認することが出来る。

そうすれば事前に何をやらなければならないのかも見えて来るし、誰が何を分担すべきかも見えてくる。それを繰り返すと明日の具体的な課題も分かってくる。

こうなるとチーム全体が大きなブレなく、最終成果の実現に向かって前進することが出来きる。達成イメージ=充足イメージがすでに共認で来ているチームの活力は高くなる。

確かに、仮説思考の応用範囲は広そうです。さっそく、次の課題で実践してみるつもりです。
----------------------------------------------------
(投稿引用ここまで)

日々の仕事において、「仮説=半答え」を常にイメージして、それをチームで「共認」して課題に取り組めているかどうか、これが成果にも活力にも能力アップにも直結します。

こうすればうまくいく=前進できる、充足できる、実現できるetcと活力もわいてくるし、さらにこうすればもっとうまくいくといった工夫思考も湧いてきますよね

こうした「仮説思考」を「実現思考」と呼んでもよいと思います

(iwai)

★コチラもおすすめですので、ぜひ読んでみてください

「仮説思考」って何??
 
社会に揉まれて成長する
 
スケジュールは、「はじめ」ではなく「終わり」から考える

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16 コメント

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Unknown (mine)
2008-07-11 22:47:14
>「まずは明日からのアクションを考えなければならない」「それが終わったら明後日以降、次は来週の計画を立てよう」と考えたとしたら、あなたは「ベクトルが逆転していない」人である。


なるほど!
特にスケジュールが厳しいものだったりすると、焦ってしまってこんな思考になりがち・・・。

最終成果のイメージが有ると無いでは、活力も全然違うと思う。



木を見て森を見ない (Gen)
2008-07-12 20:46:22
>まずは明日からのアクションを考えなければならない」「それが終わったら明後日以降、次は来週の計画を立てよう」と考えたとしたら、あなたは「ベクトルが逆転していない」人である。

仮説思考っていうのは、まず全体の『幹』を捉えるということだと思うのですが、ついつい目先的に『枝葉』に意識が行っていまうことって多いですよね。

これは、多分我々現代人の思考回路が長い私権時代を通じて目先の「私権だけ」「自分だけ」といった私権観念に囚われ続けた結果、「全体」あるいは「社会」といった視点喪失してしまっているからではないかと思います。

(・・・まさに「木を見て森を見ず」ですが、その結果、現在の人類は、一応生存圧だけは克服したものの、環境破壊、人体破壊、精神破壊が進行し、人と人の紐帯は断たれ皆バラバラ、社会はガタガタ・・・と、トータルとしては外圧に適応できていない状況を作り出してしまっています。)

しかし、私権が既に衰弱した以上、もはやこういった目先的な思考回路に支配され続ける必然性も無くなってきているわけで、あとは意識的に「まず全体を捉える」よう心がけていけば、人類本来の仮説思考も自然と復活してくるのではないかと思います。
先が見えない (GOKUU)
2008-07-14 00:21:39
事にみんな慣れてしまっている気がします。

自分探し・・・・だとか
個性?自分らしさ?・・・だとか
夢・・・・だとか
理想の彼氏・・・・だったりとかね

こんな事ばかり考えていると、いっつも行き着く先は闇なわけで、とりあえず「解かる事」「出来る事」からやる。

これまた、教えられてきた気がする。
親とか先生から・・・・かなりヤバイと思う。
Unknown (おミカン)
2008-07-15 19:32:07
仮説をたて、それをみんなで共有し、実現するために頭を使うことが実現思考なんですね
たしかに、目先に捉われていたらちょっとうまくいかなくなると、なにを軸に考えたらいいのかわからなくなってしまいます
チームで仕事をするとき、うまくいってるチームのリーダーは常に仮説をたて実現思考で考えているってことですね
Unknown (iwai)
2008-07-16 12:28:07
mineさん、コメントありがとうございます。

スケジュールが厳しい・・・そんなときこそ、「こうすればうまくいくスケジュール」=仮説を立てることが大事ですよね!
Unknown (iwai)
2008-07-16 12:29:42
Genさん、コメントありがとうございます。

> これは、多分我々現代人の思考回路が長い私権時代を通じて目先の「私権だけ」「自分だけ」といった私権観念に囚われ続けた結果、「全体」あるいは「社会」といった視点喪失してしまっているからではないかと思います。

↑この視点、鋭いと思います!
Unknown (iwai)
2008-07-16 12:32:19
GOKUUさん、コメントありがとうございます。

答えが出ない無限ループから、さっさと脱却しよう!って感じですかね?
Unknown (iwai)
2008-07-16 12:35:12
おミカンさん、コメントありがとうございます。

みんなが納得できる→やる気になる仮説をたてられるようになるには、やっぱり、同化能力と構造認識の勉強が必要ですね!
Unknown (鼎鼎鼎)
2008-07-16 18:46:59
>では、「ベクトルが逆転している」人はどう考えているのか?まず考えることはプロジェクトの「最終報告」のことである。つまり最終的に「誰に」「どんなメッセージが」伝わればよいかということである。

このイメージで打合せが進められたら、客先にとってもすごくスッキリしますよね。
相手の立場 (うっちー)
2008-07-16 21:59:18
に立てば、イメージがつき易くて、仮設思考のほうが良いですよね。

>チーム全体が大きなブレなく、最終成果の実現に向かって前進することが出来きる。達成イメージ=充足イメージがすでに共認で来ているチームの活力は高くなる。


最初に定めるのがポイントですね。
Unknown (希)
2008-07-16 22:15:41
私はなんで屋さんに出会うまで自分中心に考える事で答えが出ないのは解っていたのですが、何を変えたら答えが出るのか全く分からず、いつも諦める事で逃げてきました。
それにより、不安感や焦り、依存などを繰り返し結局最後は一人になることで、自分を落ち着かせてきました。

でも、 なんで屋さんに出会って思考の転換や「自分発」から「相手発」に変えて考えることで、問題や課題に迎えることを教えてもらいました。

相手に期待する事も委ねる事も大事。

自分一人で抱え込むのはダメ。

特定の相手に頼る=依存は相手も自分も不安になるだけ。

は一番してはいけない事だと思っていました。
でもそれは違うとも教えてくれました。

いろんな追及をしているだけあっていろんな事を構造化して教えて下さるので、いつも気づきと向かう先を示してくれます。
なんで屋さんには感謝してもしきれないです。
いつもありがとうございます。

この投稿もすごくためになりました。
ありがとうございます。

Unknown (iwai)
2008-07-17 14:17:58
鼎鼎鼎さん、コメントありがとうございます。

お客さんとの会話も変わってきそうですよね。
お客さんの潜在期待を探索する、顕在化する質問を投げかけられるようになれば、もっとうまくいきそう!
Unknown (iwai)
2008-07-17 14:21:50
うっちーさん、コメントありがとうございます。

最初に考えて、その後も常に考えて、新しいアイディアを加えて仮説を修正しながら、答えの精度を高めていくイメージでしょうかね。
Unknown (iwai)
2008-07-17 14:25:25
希さん、コメントありがとうございます。

こちらの投稿おすすめですよ!

自分だけの悩みなどない
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=78579

悩むのは、期待を封鎖していない証し
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=78812

是非、読んでみてくださいね!
Unknown (ケーイチ)
2008-07-19 16:49:47
経験的に仮説思考の具体的な方法は、とにかく実現するスケジュール表を書いて見ることです。
その際、スケジュール表に載せる項目は何と何があれば全体像が見えるのか、前後関係はどうなっているから表構成はどうすればよいか、など表のフォーマット作りそのものが仮説思考そのものとなります。
Unknown (iwai)
2008-07-23 13:23:42
ケーイチさん、コメントありがとうございます。

まったく同感です。
実現スケジュール表をつくることで、どこがポイントなのか、突破すべき壁は何か、そのための手順段取りはetc 360度の視点で頭を使いますよね。

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