ブログ de なんで屋 @東京

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ネットで見れる政府紙幣発行に関する動画紹介①

2009-02-17 22:24:14 | テレビの共認支配を暴く!
金融危機に伴い、莫大な公的資金が必要になっている以上、政府紙幣発行論議は今後も世界レベルで続くことが予想されますが、今回は政府紙幣に関する動画をいくつか紹介したいと想います
今回は1回目です。

ひとつ目は、反ロスチャイルド同盟のあべよしひろ氏のインタビューです。
このインタビューは、実は政府紙幣の話だけではなく、今後の世界情勢(オバマ政権)予測など、多岐に亘ります。それらも含めてオススメなのですが、今回は政府紙幣に関する部分の内容を簡単に紹介します。

お金の仕組みの一番の問題点=「利子」
①利子がある→経済が成長し続けなければならないという宿命を持つ(無理なら破綻)
②利子が存在することで、初めから足りない椅子を奪い合う椅子取りゲームとなる

銀行の仕組み:頂点に中央銀行(殆どの国では民間銀行の連合)が存在
中央銀行の設立以降、国家は中央銀行に借金をすることになり、借金をしているという関係上、中央銀行は国家にはコントロール不能になる。金を借りている立場は当然、弱い立場になるため、銀行家が政府の中にどんどん入っていき、国の政策を決めていくようになる。そうやって国家が銀行家にコントロールされていく歴史を辿り、現在でも続いている。(実際、アメリカのホワイトハウスにいるのはだいたいウォール街の人たちである。)
これを脱するために、紙幣の発行権を国家に戻さなければならない。

因みに、あべ氏は地域通貨を提唱しています。その内容についても語られているので、関心のある方は是非ご覧になってみてください。

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また、補足として、るいネットの投稿リンクリンクでも紹介されていた、反ロスチャイルド同盟HP「忘れられた経済学者シルビオ・ゲゼル」を紹介します。一部を引用しますので、読んだことのない方は、是非リンク先で全文を読んでみてください。

お金が市場に君臨する要因として、ゲゼルは次の2点を挙げています。
①需要手段としての従来の貨幣は、労働力や経済界の提供側の商品やサービスとは異なり、蓄えることが可能である。また、貨幣の所有者にさほどの損失を与えることなく、投機的な理由によって一時的に市場から引き上げることができる。
②貨幣は商品やサービスに比べてはるかに高い流動性を備えている。トランプのジョーカーのように、いつでも、どこでも使うことができる。
この二つの特性は、お金(特に多額の所有者)に特権を授けます。購買と販売、そして貯蓄と投資の循環を中断させることが可能であり、投機的な現金保有の放棄と貨幣の経済循環への再投入に対する特別のプレミアムとして、生産者と消費者に利子を請求することができます。


次回は、別の動画を紹介します。お楽しみに。

どう)

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1 コメント

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Unknown (matsu子♂)
2009-02-19 10:39:26
「反ロスチャイルド同盟HP」は歴史を遡って追求しているので非常に勉強になりますね。

>お金の仕組みの一番の問題点=「利子」
>お金(特に多額の所有者)に特権を授けます。
>生産者と消費者に利子を請求することができます。

という文章は印象的ですね。

現状の中央銀行券の問題がよくわかりました。

最近のdouさんの記事は非常におもしろいです。次回も期待してます