ナンシー・Chang!のおいし~生活

湘南(住まい)&東京(勤務地)で見つけた、あんなこと、こんなこと。

Bistro OSHINO/100827

2010-10-18 23:35:11 | 鎌倉のレストラン

 ビストロおしの(フランス料理/鎌倉)

8/27 Fri.
*生まれて初めてサンマを跡形も無く食した、の巻

この日はランチタイムも Amico Mio でしっかりと食べ、3時のおやつ まであったため、ディナーでフルコースなんてやってると完全にカロリーオーバー。
アラカルトで軽めの夕食を、ということでやって来たのが此方。
すでに写真付でTwitter実況済みだけど、補足しておきたいこともあるので、改めて記事を作成します。
(今後は、ツイ実況したら、何度もリピートしているお店に限り、ブログでの紹介を簡素化、あるいは省かせていただく予定です)

お料理は魚、肉、デザートの3点構成でいこうと決めました。

秋刀魚の丸ごとコンフィ(1,000円)

で、サンマです。
塩焼きを大根おろしで食すのが一番美味しいってことはわかっています。
が、私わたが食べられません。。
なので、食べた後の皿がメチャクチャ汚いのです。
「俺も!」という星野シェフが、サンマを丸ごと食べられるようコンフィにしました。
食材の脂そのものでゆっくりと煮る調理法は、フレンチでは主に肉料理に用いることが多いけれど、なるほど脂の乗ったサンマなら美味しく仕上がりそうです。
レモンをたっぷり絞って、添えられたタプナードと共にいただきました。

本日の1杯目
自然派ワインの巨匠であり、名実ともにボージョレワインを代表する生産者マルセル ラピエールのワインです。

■Marcel Lapierre Ch. Cambon Beajolais Rose
マルセル ラピエール シャトー カンボン ボージョレ ロゼ

2008年ヴィンテージより新しいラベルデザインとなったカンボンのロゼ。収穫した葡萄を圧搾し、自然酵母による発酵が始まってから2日ほどした段階(ちょうど鮮やかなロゼ色となる)で果汁を取り出し、そのまま発酵を続けてロゼワインとして仕上げます。

鮮やかな濃いばら色、フレッシュで華やかな香り、フルーティで爽やかな飲み心地。このロゼが秋刀魚のわたのほろ苦さにドンピシャ! 星野シェフは「軽い赤も合うよ」と言っていたけど、ロゼで正解!! 冷たくして食前酒にも良さそうなスッキリ系。

産地:ボージョレ(ブルゴーニュ)/フランス
生産者:シャトー・カンボン(マルセル・ラピエール)
品種:ガメイ100%

フォアグラのポワレ(2,200円)

キタ━━━(゜∀゜)━━━!!
この日黒板メニューを見た瞬間、すでにオーダーを決意していました。
表面はカリカリ、中はフルフルのポワレは、何と言っても最強のフォアグラ料理だわん。
フルーツ系ソース、甘口ワインとのマッチングが絶妙!

本日の2杯目
フォアグラに合わせ、甘口のワインを選んでいただきました。

■Marco Sara un Verduz dal Siet
マルコ サーラ ウン ヴェルドゥッツ ダル シエット
  
遅摘みした葡萄から豊かな果実味を引き出した、ほんのりと上品な甘口のデザートワイン。アプリコット系です。ザラメっぽい味になりやすいヴェルドゥッツォをなめらかに仕上げています。

産地:フリウリ/イタリア
生産者:マルコ サーラ
品種:ヴェルドゥッツォ100%



若々しくフルーティなロゼワインがお魚の内蔵の苦味と相性が抜群だなんて、今更ながらにワインの奥深さを実感。
フォアグラはパテやテリーヌよりやっぱりポワレが好き。
たっぷり添えられていた白イチジクのキャラメリゼも絶品でした。

チーズが食べたくなったので赤をいただこうと思ったら、薦められたのがこのワイン。

本日の3杯目

あらら、最近頻繁に見かけるようになった黒羊くんではありませんか。
今年の2月には あたご小西 で同じ造り手の白(ヴィオニエ)と赤(ピノ・ノワール)をいただいたけれど、人気ワインなのかしらん。
このGSM、フルボディとは思えないほどフルーティでとっても飲みやすい!

■Le Grand Mouton Noir GSM Hugh Ryman
ル グラン ムートン ノワール グルナッシュ&シラー&ムールヴェドル 

ル グラン ノワールは、英国人醸造家ヒュー・ライマンが、ワインライター兼評論家のロバート・ジョセフ、ワインエチケットデザイナーのケビン・ショーと共に「次世代のワイン造り」を目指して創立しました。畑と醸造所はラングドック地方でもやや内陸のミネルヴォアにあり、温暖な地中海性気候と大西洋気候の境界線上の葡萄栽培に適した地区。土壌は粘土石灰質、それぞれの品種の平均樹齢は35年。他の品種よりさらに低収量で、より熟度の高いぶどうが得られます。醸造は同地区最大のワイナリー・セリエ・ジャン・ダリベール社が行っています。

グルナッシュ、シラー、ムールヴェドルをアッサンブラージュしたこの赤ワインは、3品種の特性と完熟葡萄のポテンシャルが最大限に引き出されています。20日間のマセラシオン、ソフトプレス後マロラクティック発酵後、あえて樽を使用せず、12ヶ月間じっくりと熟成。力強いだけのワインではなく、あくまでも果実味を重視し、飲みやすさの中に存在感のある味わいを実現しています。
最大の魅力は、フルボディでありながらフルーティな飲み口。滑らかで細かなタンニンと適度にスパイシーな味わいが特徴です。

産地:ラングドック/フランス
生産者:ル グラン ノワール(ヒュー・ライマン)
品種:グルナッシュ、シラー、ムールヴェドル
フルボディ

チーズ盛合せ(ハーフ:700円)
グラス1杯のワインをこれくらいの量のチーズと楽しめるところがいいですね。

デザート(700円)
巨峰のジュレ ヨーグルトアイス添え。

毎回デザートの画像が似たりよったりなのは、単に私の好みが偏っているせいです。
オシノのデザートメニューがこれだけってわけじゃありませんので念のため。
通常は4種類くらいの中から好みのものを選べます。

コーヒー(450円)
初めてカプチーノをオーダーしてみた。

というわけで、大満足ディナーでした。
軽く、というわりにはしっかり食べちったけどな。
ワインは、ラピエールのロゼ(900円)、マルコ・サーラの甘口(700円)、黒羊GSM(700円)。
この日の3杯は全て「大当たり」!
支払いは7,250円でした。

しかし、この日の収穫はやはり「生まれて初めて、頭から尻尾の先まで丸ごと秋刀魚を完食!」に尽きますな。
食後の皿を晒すのは私的にはNGなのですが、今回は星野さんに「記念に写真撮っときなよ」と言われたので、特別にUPしてみた(↓)。お頭付きの魚はシラスだけしか食べられない私が、、、まさに奇跡! コンフィ素晴らしす!!

Bistro OSHINO
□11:30~14:00
18:00~22:00
火曜定休 不定休
□鎌倉市扇ガ谷1-8-6
小黒ビルB1
□0467-55-5327

※前回のOSHINOは こちら

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