即席の足跡《CURIO DAYS》

毎日の不思議に思ったことを感じるままに。キーワードは、知的?好奇心、ユーザー視点。観る将棋ファン。線路内人立ち入り研究。

女流独立派の対局

2007年04月18日 01時22分10秒 | Shogi
まだいろいろなことが全然見えないですが、
とりあえず女流棋士は二手に別れることになりました。

そして、独立派は、写真を見る限り、かなり明るい表情で、自分たちの船出の発表をしています。
女流棋士新法人設立準備委員会ブログで、基本理念や今後の活動方針も公表しました。

先日の週刊将棋の記事の中で、西村九段は次のように語っています。
*************************************
女流担当として最初から関わってきた者として、また私自身が女流の弟子を3人持つ者として、今の事態は残念です。残留される女流には連盟は責任を持って対応しますし、独立される方にも、その自主性を尊重しつつ協力関係を持ちたいと考えています。
今後は、独立される方、残留される方ともに一人一人が対局や仕事に集中できるような環境を整えたいと思います
************************************

ということですが、詳細はよくわかりません。

連盟の、独立派・残留派に対する、それぞれの姿勢・処遇。

具体的には、
独立派は従来通りに対局はできるんでしょうか?
対局料は従来通りもらえるんでしょうか?
残留派と、何か区別されるんでしょうか?(例えば棋戦参加費を払うとか)

それとも、過去のことはすっかり水に流して、独立派とも協力して、残留派と同じ扱いで何も変わらずに行われるんでしょうか?

そして、残留派に対してはどうなんでしょう?

以前会長が、(女流に対して)場所代を取るとか、自分の金は自分で稼げ、
と言っていたことは、
どのようにするのでしょうか?
(残ってくれた可愛い奴らなので、前に言ったことはすっかりご破算ってことにするのでしょうか?)

スポンサーはどう言ってるんでしょうか?
従来通りの条件で、連盟と契約ということになるんでしょうか?

まあ、どうなるか全くわからないので、いろいろ心配してしまいます。

経済界の記事、見ました。
中井委員長、元気に前向きに笑顔で語っています。

心配なさそうですね。頼もしい限りです。


では、ここからは別の話で、女流独立派の現状について。

昨年暮れに、初手。
順調に、どんどん手が進んでいくと思われたが、序盤から予想外の苦戦。
寄付のことなどで、多少攻め急いだ感もあったか、
大駒まで取られて、かなりの駒損に。

序盤で一気に敗勢か、という見方もありましたが、
きちんと現局面を分析し、、
めげずに前向きに、しっかりと駒組みを進めているようです。

このまま作戦負けしないよう、
どう守りを固めて、
どこから仕掛けてどう攻めていくのか。
持久戦が予想されることもあり、
現局面では、大切なそれぞれの駒の特性を生かして、
遊び駒や浮き駒が出ないように、
すべての駒が生き生きと自分の役割をこなせるように、
駒組みを進めていって欲しいです。

ここ一番の勝負手や絶妙手で一気に挽回というのでなく、
強引な無理筋は避け、
自分の棋力を信じて、
中盤、終盤に至るまでの大局観、対局姿勢をしっかりと定めて、
自然に、恐れず、
最善手を求め続けてください。

何年後か、振り返ってみて、
あれは会心の一局だったなあ、って言えるように、
誰から見ても価値のある棋譜だと思えるように、
真剣に、気持ちのこもった一手一手を指していってください。

見守っています。そして、応援しています。
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4 コメント

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表題の通りの『対局』ですね。 (Dancho)
2007-04-18 19:54:59
nanaponさん、こんばんは。

女流棋士独立問題を、記事のタイトルの通りに『対局』にたとえる工夫…素晴しいです。
頭の整理に非常に役立つし、将棋ファンなら、これだけで、本件のいきさつがイメージできます。

結局、連盟残留組と、独立組に分かれてはしまったけど、だからといって「The end」ではないですからね。

独立組の皆さんにとっては、荒波待ち受ける大海へ、いよいよ「出航」するのですし、残留組の皆さんにとっては、現状に決して満足はしていないはずですから、現実として「航海中」であっても、たくさんの氷山や、荒波に出会うやもしれない、「試練の航海」を続けることにはなると思うのです。

どちらにしても、大変な「航海」に向かうわけですよね。

船戸女流二段が「いつか振り返ったとき、皆が笑えるようになったら…」とおっしゃっていらしたように、そんな日が、なるべく近い将来にやってくるように、ファンとしてしっかりと見守っていくことが、大切ではないかと感じています。

本エントリー記事…とっても共感できる内容です。

正直、小生は本件に関して、ここまで頭の整理ができませんでした…。
その点、nanaponさんは、この問題を『対局』に例えられる…。

小生も、それこそ『歩』の如くかもしれないけど、諸問題の状況の整理を、しっかりと、そして的確にできるようになりたい…。
nanaponさんの本エントリー記事を拝読して、そのように感じた次第です。
コメント内容、若干修正 (Dancho)
2007-04-18 20:22:09
度々申し訳ありません。

『船戸女流二段が「いつか振り返ったとき、皆が笑えるようになったら…」とおっしゃっていらしたように、そんな日が、なるべく近い将来にやってくるように、ファンとしてしっかりと見守っていくことが、大切ではないかと感じています。』

この部分、これ、あくまで船戸女流二段のブログで、船戸二段が語った悩みを、nanaponさんなりに解釈した内容ですね…。
船戸二段が実際に「語った」訳ではないですね…申し訳ありません。

でも、船戸二段の悩みが、実はそういうところにあることが、ブログを改めて拝読するとよく分かります。

とにかく、この部分は、訂正させてください。
本当に平身低頭ですが…申し訳ありません。
なにが狂わせてゆくのやら (振られ飛車)
2007-04-18 22:47:56
一体どこからこんなややこしいことになってしまったのでしょうか。力無き者の切捨てのはずが、いざ本当に独立するとなると逆に切り崩しを始めるなんて。

しかもこの問題も米長会長に対する是非に収斂してしまうのでしょうか。

まあ、松本氏やmozu氏側に立っているから、このように思えるのかもしれません。

それにしても大山十五世名人が存命なら、うまくまとめられたのではないでしょうか。あの方は本当に政治家でした。
しかし、米長会長は、権力というものが好きなだけの人物でしょう。このあたりは数日前にDanchoさんのブログに書き込んでいます。ここではブログが汚れますので書きませんが。
コメント、ありがとうございました。 (nanapon)
2007-04-20 02:33:58
★Danchoさん、いつもありがとうございます。

>どちらにしても、大変な「航海」に向かうわけですよね。

はい、それはどちらも承知だと思います。
今さら、楽をして、稼ぎを増やしたい、なんて人はいないと思うので、それなりの覚悟は皆さん、持っていることと思います。

>本エントリー記事…とっても共感できる内容です。

いつもお褒めの言葉、ありがとうございます。

>『船戸女流二段が「いつか振り返ったとき、皆が笑えるようになったら…」とおっしゃっていらしたように、そんな日が、なるべく近い将来にやってくるように、ファンとしてしっかりと見守っていくことが、大切ではないかと感じています。』

皆が覚悟と情熱を持ってやっていけば、近い将来、絶対にうまく行くと思います。応援しましょうね。

★振られ飛車さん、こんばんは。

>一体どこからこんなややこしいことになってしまったのでしょうか。力無き者の切捨てのはずが、いざ本当に独立するとなると逆に切り崩しを始めるなんて。

うーん、今日も、『理事会は一番の被害者である。』って語ってますね。

>それにしても大山十五世名人が存命なら、うまくまとめられたのではないでしょうか。あの方は本当に政治家でした。

本当に、何ともいえない大きな人でしたね。
僕は、亡くなった時に、お葬式に行ってしまいました。

>ここではブログが汚れますので書きませんが。

お気遣いいただき、ありがとうございます。今後ともよろしくお願いします。

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