即席の足跡《CURIO DAYS》

毎日の不思議に思ったことを感じるままに。キーワードは、知的?好奇心、生活者発想。観る将棋ファン。線路内人立ち入り研究。

Wisdom of Crowds

2009年05月12日 22時33分33秒 | 将棋
シリコンバレーから将棋を観る -羽生善治と現代
梅田望夫
中央公論新社

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先日書いたシリコンバレーと本屋の売り場・その6に対して、蒼龍さんからコメントいただきました。
蒼龍さん、わざわざありがとうございました。
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本屋の売り場の件 (蒼龍)

梅田さんや岡田さん、全訳プロジェクトのメンバーの皆さんとお話しする機会がありましたが、nanaponさんのエントリーの話も出ていましたよ。
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へー、すごーい、やったあ、と思って、蒼龍さんのブログを見る。

「シリコンバレーから将棋を観る」全訳プロジェクト・オフ会


そうなんだ。
梅田さん岡田さんだけでなく、遠山四段も参加してるのかあ。

本屋の売り場のことばかり気にしてたら、あっという間にすごいプロジェクトになっちゃいましたね。

遠山四段の昨日の記事、「英訳が一般公開、関連など」
プロジェクトの進捗その他、打ち合わせ会に参加しての感想、いや、感動が臨場感たっぷりに載ってます。
いやあ、かなり感じるものがありますね。

今の時代のこういう動き、大きな意味があると思います。
新しい輪がどんどん広がって、オープンソース、ボランタリー経済、などなど、現代社会の良い面が膨らんでいきます。

"WE WANT TO BRIGHTEN THE NOW GLOOMY JAPANESE WEB"

英訳プロジェクトリーダーのid:shotayakushijiさんが書いている「日本にもシリコンバレーを!!!」

遠山四段が「こんな感動した記事に出会ったのはいつ以来か分かりません。」と語っています。

とりあえず短期間でやってしまってアップすることが重要。

敲き台というより「敲かれ台」。

いいですね、皆で敲いて敲きまくってブラッシュアップして行こう、次の新たな可能性を探していこう、という作戦、構想。

そしてここ。
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まず分かっていただきたいのが、メンバーのほとんどが海外で教育を受けたことがない人であるということ。また、メイン翻訳者の平均年齢は21歳くらいであり、これまでに翻訳の経験が皆無なこと。それでも彼らは、少しでもこのプロジェクトの役に立ちたいと思い、手を挙げてくれたのです。そして、自分の英語力のなさに愕然としながらもしっかりと与えられた章を訳し切りました。それでも、改めて、僕たちがどんなに頑張ってところで、英語力には「限界」があるのです。ここまで読んで、よくもぬけぬけとそんなことが言えるなと思った人がいるかもしれません。そんな声にはこう答えさせていただきます。

「そもそも梅田さんだって僕たちには翻訳の質なんて求めていない。」と。

もし初めから完璧な訳を求めていたのなら、どうぞご自由に訳してくださいなどとはブログに書かなかったでしょう。だって、そんなのプロに頼んじゃえば質の高い訳が保証されるんだから。
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何を考えているのやら、何がやりたいのやら、という謎の草食系の若者が増殖している現代、こういう人たちがこういう思いを巡らして、活発に世の中を揺り動かそうとしている。いや、現実、揺り動かしている。
そのパワー、気迫に、感服します。

そして何よりもいいと思うのは、ゆるーく、いい加減に、つまらないこと気にせず、変な常識に縛られることなくフリーに、という発想。
ドライであっけらかんとした開き直り。

こういう大きく明るいVISIONを持ちつつ、衆知を集めて実行してしまうパワー。

いやもう、なんと言ったらいいのか、おじさんは感心してしまいます。

「十数名のメンバーではできることに限界がある。でも、1億2千万人のメンバーができることには希望がある」

日本はもう立ち直れないと思う。
なんて言われて悔しいじゃないですか。僕はまだ立ち直れないなんて信じたくない。
Wisdom of Crowdsの風が吹き荒れてが日本を救う、そんな日が来ることを信じたい。

いやはや、泣けてきますね。日本も、いや、この時代も、捨てたもんじゃないです。

以前、梅田さんの「ウェブ時代をゆく」を読んだ時、「群集の叡智」という記事を書いてますが、それを目の当たりにするような快挙です。

梅田さんご本人も、「シリコンバレーから将棋を観る」英訳版「敲(たた)かれ台」がウェブ上に一般公開されました!とブログに書き、思いもかけない今回の流れに驚きつつも、目を見張っています。
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僕の友人たちは、この英訳第一版に対して、絶対に「揚げ足取りのネガティブな」コメントなんかしない。それは僕が確信している。「ない」ものが「ある」ようになったのだ。素晴らしいじゃないか。そのことのほうがずっと意味がある、そう皆が言うだろう。
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いや、当たり前のことだけど、説得力があります。
「素晴らしいじゃないか。」と皆が言えること自体が、最近の世の中ではとても新鮮です。

不況だの、政権交代だの、インフルエンザだの、という中で、
今回のプロジェクトが果たしている役割り、可能性は、限りなく大きく、果てしないのではないでしょうか。。。。
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