即席の足跡《CURIO DAYS》

毎日の不思議に思ったことを感じるままに。キーワードは、知的?好奇心、ユーザー視点。観る将棋ファン。線路内人立ち入り研究。

棋聖戦第一局と大腸内視鏡検査

2009年06月10日 00時08分18秒 | Shogi
昨日から今日にかけては怒濤の日々。
昨日は早く帰ってきて、7時過ぎには軽く夕食を取り、11時には就寝。
そしてなんと3時AM起床。
ゴルフじゃないです。

2時間かけて2リットルの下剤を飲み、トイレとの往復を繰り返す。
(その間にほぼ書いておいたブログ記事をアップ。余裕あるじゃん。)
そして、ほぼ透明になったのを確認し、6時半に家を出る。

こんな時間に毎朝通勤・通学してる人って結構いるもんだなあ、と再確認。
それとは別に山に行くおじさんおばさんたちのグループ、これも元気に行動してるんだなあ、と感心。
そして、電車を乗り継ぎ、最後はバスにも乗って入間の病院へ。9時着。

実は病院長の友人に頼んで、いろんな検査を一気に一日でやってもらうことにしたのです。
メインは大腸の内視鏡。
これはもう四回目です。ベテラン。
ポリープができやすいので、年に一度はやった方がいいと言われてることもあり、そろそろやらないと、ということで。

いろんな待合で結構待たされつつ、検査から検査を渡り歩く。

折しも今日は棋聖戦第一局
久々に梅田さんリアルタイム観戦記が楽しめる日。
これはほっとけない状況です。検査と検査の合間には、ひそかに携帯を見つからないように取り出し、チェックチェック。

すごく大勢いる患者の中で、自分の病気やカラダのことよりも、将棋の経過や観戦記のことが気になって気になって仕方ない人っているのだろうか?

まずは、木村八段の人となりについて。
彼の輪郭を際だたせることから始まる。
野月七段の分析、木村八段観のところを読みひとりワクワクして盛り上がってくる。
「木村の本質は攻めですよ。」
ほー。。

戦型は急戦矢倉。

「出ました渡辺明!」△1二香の矢倉穴熊。

メインの大腸内視鏡は、心配していたポリープもなく、「きれいじゃないですか、問題ないですよ。」と言われ、「これなら2年に1回もやればいいんじゃないですか」なんてことで胸をなでおろす。
もし今日ポリープが見つかって、除去したりしたら、今週の楽しみな飲み会もやばいところだった。

遠山四段が、今日の記事にその感想をこう書いてます。
-----------------------------------------
今回は前2回と比べて随分と文章の感じが変わった気がします。
あまり他の世界の話や比較が無く、将棋の話に基づいてストーリーが進行しているように感じます。
なんと言えば良いのか分かりませんが、今までは梅田望夫色が非常に濃かったのが、今回はそういう色を抑えめにしている、そういう印象です。
-----------------------------------------
1年前の観戦記を読み直してみたのだけど、僕も同じような印象でした。

「シリコンバレーから将棋を観る」を出版したことで、かねてから一番言いたかったことはすでに言い切った。
そしてある程度その考え方が受け入れられ、この本の果たすべき役割は果たした、という認識。
それに基づいて、今回からセカンドフェーズに進化したということであろうか。

前回は初めてでもあり、いろいろな事前準備コンポーネントにかなり頼らざるを得ない作戦だったようだけど、今回はほぼ真っ向勝負。

梅田さんの観戦記1の中の言葉です。
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
「ねじり合い」っていったい何なのか。ちゃんと「指さない将棋ファン」にもわかる言葉で、実際の将棋を見ながら、これがねじるということなんですよ・・・というような解説は、あまり聞いたことがない。「深浦さん、明日はそんなこともよろしくお願いしますね」と昨日頼んだら、前夜祭のスピーチで「これから、ねじり合いをどう説明するか、一晩、考えます」と、深浦さんは宣言してくれた。

 将棋というのは、難解で奥が深い。だから面白い、というのは事実だ。でも、皆が力を合わせて、何とか一人でも多くの人にその本質をわかってもらおうと一生懸命努力すれば、もっともっと広く普及できるものだ。僕はそう心から信じているのだ。
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
今回のポイント。
それは、深浦王位との掛け合いの中で、いかに将棋の魅力を伝えられるか、極限の言語化に死に物狂いでチャレンジする、と言った感じでしょうか。
観戦記6で深浦王位と、対談形式で語ってますね。
お互いに刺激しあって、思いをぶつけ合って、普通の解説でなく、どれくらい新しい言語化を極められるのか。

それにしても眠い。
寝てないし、食べてないし、検査で体力消耗してるし。
棋聖戦がなかったら、梅田さんの観戦記がなかったら、今日一日は、ずっとボーっとして終わっていたな。

攻める木村の誕生か。
ねじりあいの言語化。
木村ワールドか。

などなどを経て、19時29分、142手で羽生棋聖が勝利。

写真が満載、かつかなりまめにポイントを的確にレポートをしてくれた中継plusも究極のファンサービスをしてくれました。

今回もまた梅田さんならではの観戦記。
将棋の魅力、対局者の心理、人間同士の死闘。
新しい将棋のエンターテインメントとして、将棋のキラーコンテンツとして、
すっかり確立しつつありますね。
あとはこれを梅田さん以外の方が、また違う個性で、トーンで、チャレンジして欲しいと思います。

かなりハードな一日で、体調的にはきつかったのだけど、
たまたま同じ日に重なった棋聖戦と梅田さんの観戦記のおかげで、
気の重い病院での一日が、楽しく過ごせました。
ありがとうございました。
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Unknown (けいすけ)
2009-06-10 13:51:15
中継プラス、いいんですよね。
あれ見てると、すぐに携帯の電池が・・・(笑)。


あと、よけいなことを言って申し訳ないのですが。病院内で携帯使っちゃまずいような。医療機器誤作動の原因になりかねないという理由で、普通は禁止だと思います。
(医療関係者が院内で使っているのは、「医療用PHS」という特殊なものだと思います)

最近はそうでもないのかな。
それならいいのですが。

気づくのが遅かった… (Dancho)
2009-06-10 15:43:12
昨日が、棋聖戦の第1局だったことに気付いたのが、なんと夕方3時半ごろ。

梅田氏のリアルタイム観戦記があったことを知ったのは、棋譜の解説で「更新されました」というのがあって、それが初めて…。

昨日はこれといった予定もなく、まったりと、これもある意味贅沢な過ごし方だなぁ…と思いながら過ごしていたら、実は…と。

もったいないことを少しした気が…。

それと、検査の結果…良いといいですね。
コメント、ありがとうございます。 (nanapon)
2009-06-13 20:32:59
☆けいすけさん、こんばんは。

>中継プラス、いいんですよね。
あれ見てると、すぐに携帯の電池が・・・(笑)。

はい、充実してましたね。

>あと、よけいなことを言って申し訳ないのですが。病院内で携帯使っちゃまずいような。医療機器誤作動の原因になりかねないという理由で、普通は禁止だと思います。

はい、重々承知です。待合のところとか、検査室のそばで、携帯取り出したりはしませんよ。ちゃんとわきまえてますので。

☆Danchoさん、こんばんは。

>昨日が、棋聖戦の第1局だったことに気付いたのが、なんと夕方3時半ごろ。

そうでしたか。
それはもったいないです。

でも全く気づかなかったのよりはよかったです。

>それと、検査の結果…良いといいですね。

ありがとうございます。大腸は大丈夫だけど、あとのいろいろは、1週間後くらいですね。

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