即席の足跡《CURIO DAYS》

毎日の不思議に思ったことを感じるままに。キーワードは、知的?好奇心、生活者発想。観る将棋ファン。線路内人立ち入り研究。

呆然

2010年05月16日 18時05分42秒 | 日記とニュース
nikkei BPnet田原総一朗の政財界「ここだけの話」ごますり幹部に毒された孤独な鳩山首相という記事。

普天間問題、小沢幹事長の事情聴取、鳩山政権全体の体たらく、そしてヤワラちゃんなどで話題の参院選などなど、最近の政治問題については話題が尽きる事はありません。
田原さんについてもいろいろ見方はあるでしょうけど、いやあ、たぶんそうなのかなあ、と思えるコラムなので紹介します。
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2010年5月13日
 率直に言って、鳩山由紀夫首相がかわいそうだ、という気が私はしている。
 民主党政権の今の最大の課題は、米軍普天間基地移設問題だ。ところが、これは非常に難しい問題なので、民主党の主要閣僚をはじめとする幹部たちは普天間問題から逃げようとしている。この問題にかかわろうとしていない。

小沢幹事長が漏らしたルース大使との極秘会談

 11日の朝刊各紙は柔道選手の「ヤワラちゃん」こと谷亮子さんが民主党から立候補することを、小沢一郎幹事長と並んだ写真入りで報じていた。私はこのスポーツ選手頼みの参院選報道を見て、「何をやっているのだ、今」と言いたくなった。大切なのはそんな問題ではないだろう。
 毎日新聞は10日の朝刊一面トップで「小沢氏と極秘会談」と見出しを掲げ、4月上旬、ルース駐日米大使と小沢幹事長が東京都内で会談していたことを伝えた。私はなぜこんな情報が漏れるのかと思ったが、記事を読んでみるとわかった。
 「『鳩山首相は信用できない。岡田克也外相じゃ話がまとまらない。北沢俊美防衛相じゃ話にならない』と大使は言っていた」。こうした内容を小沢さんが4月18日、盛岡市内で会食した関係者に明かしたのだそうだ。
 この会談はルース大使からの申し入れだったという。毎日新聞の記事によると、ルース大使は普天間問題の解決について小沢さんに期待を寄せていたようだが、小沢さんは「いまさら遅い」と考え、「(鳩山)首相はまったく相談に来ない」と動かなかったらしい。
 ところが、記事の最後には、孤立感を深めた鳩山さんが小沢さんに「(5月)4日の沖縄訪問前にお会いできないか」と会談を持ちかけたのに、「小沢さんは難色を示した」と書かれている。民主党内はいったいどうなっているのか

民主党の議員たちに政権与党という意識がない

 私は普天間問題について、何人もの民主党議員に直接話を聞いた。答えは、全員が「あれは官邸の問題です。私たちはタッチしていません」というものだった。
 民主党の大臣にも議員たちにも、小沢さんを含め、政権与党だという意識がないのではないか、と私は強く思う。意識としては、まだ野党なのだ。普天間問題はもともと鳩山さんが言い出した問題だが、ケリをつけ、まとめ上げるのが政権与党ではないのか。
 自民党時代に普天間問題をまとめ上げたのは梶山静六さんや野中広務さんたちで、彼らが官房長官としてけん引役となり、その下で岡本行夫さんが動いた。かつてはこの問題を解決するために懸命に打ち込む人がいた。
 だが民主党にはこういう人がいない。ある問題をまとめようとする、あるいは皆で解決に向かって懸命に取り組むという姿勢が根本的に欠けているのではないか。まだ意識は野党で、「私は知らないよ」としらを切る。野党ならそれでもいい。だが政権与党ではそうはいかない。
 私は5月8日土曜日に公邸で鳩山首相と会った。そして普天間問題は今、非常に困難な事態にあるということが、とてもよくわかった。
 鳩山さんの周りにいる主要閣僚たちがいろいろなアイデアを持ってくる。名護市辺野古沿岸部の「くい打ち桟橋方式」とか、徳之島への分散とか。それが善意であることは疑わないが、しかしどれも確たる提案ではないのだ。

民主党は情報の掴み方や選び方に問題がある

 それだけではない。鳩山さんはああいう人だから「ええ、ええ」とうなずいて彼らの話を聞いているのだろう。鳩山さんにアイデアを話した後、点数を稼いでいることをアピールするため、彼らは「総理が話に乗った」と記者会見をする。
 皆、ほとんど例外なくそうする。「総理がこの案に乗った」とある人が言う。すると別の人が別の案を持ってきて、「総理が乗った」と言う。あるいは、同じ人が違う案を持ってきて「乗った」と言う。だから「ぶれている」という話になってしまう。
 民主党の人たちは、どうも情報の掴み方や選び方に問題があるのではないか。徳之島分散案にしたって、実は鳩山さんには、「徳之島から、やりたいと言ってきている」と伝えられている。そう言った人は極めて利権に絡んでいる人であって、肝心の徳之島の住民への根回しなどまったく行われていない。
 あるいは、普天間基地周辺の住民との対話集会の場所となった小学校。その小学校はどういう場所か。普天間基地に面しており、危険極まりない状態にある。実は、自民党時代にその小学校の移転が検討され、移転先まで決まっていた。だが、反対派がこの小学校がなくなれば普天間基地の危険性を象徴するものがなくなってしまうという思惑で移転を拒んだ。そこで学ぶ小学生たちが犠牲にされたのである。
 なんで、そんな場所で対話集会をやるのか。よりによって反対派の拠点とも言えるような場所で対話集会を開くとは……。いったい誰が沖縄のスケジュールを作ったのか。

点数稼ぎのため何の根拠もないアイデアが出てくる

 とにかくもう、考えられないことが次々と行われているのが実態なのだ。マスコミは「ぶれている」「対応が遅い」「考えが甘い」、あるいは「何をやっているのかわからない」といろいろ批判している。しかし、批判しているマスコミ自身もよくわかっていない。
 今はもう批判している時期ではない。どうするか、という時期なのだ。新聞・テレビが批判して、鳩山さんを叩きに叩いているが、どうすべきかについては誰も言っていない。はっきりと提案するのが怖いのだろう。マスコミも批判することで、逃げているのである。
 大事な問題から、民主党内の誰もが逃げている。下手にかかわると傷を負う。誰も傷を負いたくないのだ。かかわらなければならない人は、次々に鳩山さんに点数稼ぎのためのアイデアを出す。いまだに、根拠もない新しいアイデアが出でくる。たとえば、九州や全国に訓練を分散する案が新たに検討されている、と報道される。こんなのは白紙に戻ったというのにも等しいだけだ。
 私は鳩山さんと会談した際、こう言った。
 「普天間問題は現在、最悪の状況にある。だが、ここからスタートする以外にない。奇策もなければ、妙案もない」。さらにこう続けた。
 「沖縄の人々の理解を本当に得るために、今まで何をしてきたか。まったく何もしていない。沖縄の理解を得るために、今こそ全力を尽くすべきだ」

「普天間問題と抱合い心中する、その覚悟をすべきだ」

 私は鳩山さんに一つだけ質問した。「5月末に決着をつけるのなら、なぜ遅くとも3月、あるいは2月に沖縄へ行かなかったのか」
 鳩山さんは、こう答えた。「誰もが『総理が行く必要はない。私が、きちんと話をつけます』と言うんです」。4日の沖縄訪問のときも、周りが皆、反対したようだ。「総理が行く必要はありません。私たちが決着をつけます」、と。
 これはごますりと言ってもいい。点数稼ぎと言ってもいい。そんなことばかりが繰り返されているわけだ。そのうえ、根拠もないアイデアを総理に持って行っては、「これで行くと総理が言った」と記者会見を重ねている。
 こうした事情を知り、私は「鳩山さんがかわいそうだ」と思うようになったのである。
 私は鳩山さんに、とてもきつい調子で次のように言った。
 「普天間問題がうまくいかなくなったら総理を辞めればいいと思っているかもしれない。だが、そんな生やさしいものではない。あなたが辞めても誰かが普天間問題にケリをつけなければならない。あなたに責任があるのだから、辞めればいいなんていう考え方は捨ててほしい。普天間問題と抱合い心中する、その覚悟をすべきだ」
 私は鳩山さんが不退転の決意を固めてくれることに期待したい。
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なんかもう見てられない。情けない。
政治家なんてみんなこんなもんなのか。
気概のある奴はいないのか。
普通にちゃんと仕切れる奴はいないのか。

凡人さんも書かずにおれないと言って県外移設という記事がアップされました。

政権交代になり、僕だけでなく結構期待は大きかったのに、こうなってはもう昨年秋の頃には戻れるべくも無い。

権力者に阿ってる場合かどうか、子供だってわかる状況なはず。
挨拶に来ない、とか、メンツに拘ってる場合じゃない。
結局みんな次の選挙しか頭にないんだなあ。
自分だけがアピールしたい、点数稼ぎしたい。

取り巻きが悪すぎる。
以前JR西日本の不祥事の時にもの申さぬ企業文化という記事を書いたけど、力もないイエスマンばかりに取り囲まれた裸の王様は国民から、そして海外からもバカにされるだけになってる。

先日もあのおぞましい皮膚感覚という記事を書いたけど、5月末というスケジュールを決めたのなら、当初からそれに沿ってものごとを進めていかないといけないのは、新入社員だってわかるし、普通のビジネス感覚では信じられないです。

今さら初めてのこのこ出かけていって、理解を得たいとか、お願いをしたい、とか言っても誰も聞く耳を持つわけは無い。
福島さんが言ってたけど、まずアメリカと交渉して、何年後であれば海外移設が可能なのか、という議論をすべき。
その目処がついていれば、県内県外のどこに移設するにせよ、○年までのことなのでなんとかお願いしたいと言えるし、住民の意識だってまるで違うはず。
どちらにしても、どこに移すかの前に、アメリカと真剣に向き合うことをしないと、根本的には何も進まない。

それからテレビでタケシが言ってたのは、いっそのこと基地の周りの住民が皆引っ越してしまえばいいじゃないか、と言う意見。
心情的なことはあるにせよ、ちゃんと税金で面倒見て、他の場所で快適に暮らせるようにするのも手じゃないか、と言っていた。

それにしても、党内でこんな低レベルの意識のままいつまでたってもごちゃごちゃやってる組織というのはろくなもんじゃない。
今まで仕事でいろんなダメな会社や組織を見てきたけど、最近のこの民主党の状況はどこにも負けないくらい上を行ってます。

『5月末の期限を作ったので、国民との約束の中でできる限りのことはするが、すべて果たされるかどうかもあり、6月以降も詰める必要があるところがあれば努力する。』

ひぇぇー!
なにこれ。

これって、不祥事を起こしたいろんな企業のように、幹部全員が頭を下げて、原因、対応策など説明する会見は必要ないのかな?

いや、責任問題は置いといたとしても、どうするつもりなの?
本当に6月になっても今の調子でやっていて、解決できるとでも思ってるの?

なにがなんだかもうわかんないよ。
どうするつもりなの?
僕たちだけでなく、アメリカも、連立与党も、いや民主党内ですら、言葉が通じない状況だと思います。

結構応援したいと思っていたのになあ。
残念だなあ。

も、いいや。
そんなことよりも、
来週は名人戦第四局、そして女流王位戦第2局もあるし、楽しみにしよっと。
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2 コメント

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まあ、頭冷やしましょうよ (くっち~)
2010-05-18 18:13:06
田原さんも野中さんから資金の申し出があったようだけど、一応は返したとは発言しているけど、どこまで本当だか。
あの人自身、元々テレビの演出家だから、わざと演出するところがありますし。

実際、合衆国政府、さらに国防総省(そしてあの国の草の根保守)相手の交渉だけに道は多難だけど、国民の総意で押してゆかないと。

ここは冷静になるために一曲どうぞ。
http://www.youtube.com/watch?v=sxO-X2Of96Q
歌っている方が誰かを知れば、私の本意がわかるでしょう。
>まあ、頭冷やしましょうよ (nanapon)
2010-05-23 22:06:23
くっち~さん、こんばんは。

>あの人自身、元々テレビの演出家だから、わざと演出するところがありますし。

はい、それは感じるところあります。

>実際、合衆国政府、さらに国防総省(そしてあの国の草の根保守)相手の交渉だけに道は多難だけど、国民の総意で押してゆかないと。

そうですねえ。でもまた今日沖縄に行っていろいろやらかしたようですね。

>ここは冷静になるために一曲どうぞ。

今日のニュースなど見ていると、頭冷やすどころじゃないですよ。ますますカッカしちゃって。あの人の表情見てると、どんどん宇宙に行っちゃってる様子でねえ。ほんと幸せな方です。

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