即席の足跡《CURIO DAYS》

毎日の不思議に思ったことを感じるままに。キーワードは、知的?好奇心、生活者発想。観る将棋ファン。線路内人立ち入り研究。

名人戦問題の今後

2006年12月30日 19時12分07秒 | 将棋
3月より世間を騒がせていた名人戦問題が、一応の決着を見ました。
棋戦も減らず、現状では多分誰もが歓迎すべき結果になりました。
共催ということで、将棋がより広く世間に紹介される機会が増えたことは、間違いなく評価できます。
毎日もいろんな複雑な思いがあるとは思いますが、禍根を残さず、朝日や連盟と協調して、将棋発展のために力を尽くしてもらいたいです。

いろんな意見が飛び交い、個人的なバッシングまで発展したこの件、先日渡辺竜王が言っていたことがすべてです。

『名人戦問題はこれで一応は決着かもしれませんが、この件で多くの方にご迷惑を掛けてしまったというのは事実。来年はその信用を取り戻す年です。』
『良い将棋を指せば将棋界は盛り上がるんだなということを肌で感じることができました。』

本当にこの若き竜王は、きちんとものごとを考えられる人だと思うし、こういう若い人がいるなら、斜陽産業と言われている将棋の未来も明るいかもしれないと思ってしまいます。

あと、まだ決まってないのでしょうが、両新聞社で、どのように一つの名人戦を取り上げ、どう料理するのでしょうか?
これ、とても興味あります。

名人戦はともかくとして、順位戦は対局別に分けちゃう?
これじゃあつまんないですね。

二つが同じような取り上げ方するんじゃ、せっかく共催になった意味がない。

両方の新聞併読してる人はあんまりいないとすれば、同じような取り上げ方でもいいのかもしれないけど、やっぱり際立った特徴を出してほしいです。
そして競争してほしいです。

朝日の取り上げ方は、このような方針で、こういうトーンで。
それに対して、毎日は、全く別の視点で、メインのターゲットはこのように捉えて、というように。

両方見ても面白いような。

違う視点、違う書き手、違う紙面作り(HPも含めて)。

とにかく今までのような紙面でなく、この機会に少し発想を変え、工夫して欲しいなあと思います。

例えばだけど、

1.上中級者向けの観戦記、と、初級者にもわかりやすいような解説。
(観戦記者同士で、事前に話し合って、違う角度からの記事にする。)

2.名人サイドから見た観戦記、と、挑戦者サイドから見た観戦記。
(報知の巨人、デイリースポーツの阪神、中日スポーツの中日、みたいな。)
(あるいは、自戦記を、それぞれが書く。)

3.順位戦に関しては、現在のようにA級だけでなく、熱戦、話題の棋士(例えばだけど、渡辺竜王、山崎七段、糸谷四段など)の対局はB級、C級でも取り上げるようにし、それぞれの取り上げ方に個性を出す。
(A級も全部取り上げるのか、どうするのか、検討課題と思う。)

もちろんずっとこうでなくてもいいので、時期によって、対局によって、入れ替えることも必要か。

それと、どちらにしても現在は普及ということが大命題なのだから、
今までのような観戦記と違った別の新しいコンテンツを用意する必要があるんじゃないかと思う。
将棋普及協力金を出す、ということは、単にお金だけのことでなく、そういう姿勢、活動をしてほしいです。

上中級者、マニアだけに絞らないような見え方。
初級者は、さらに将棋を面白いと思ってもらえるような。
将棋を知らない人には、興味を持ってもらえるような。
特に女性とか、若い人のきっかけになるような。
これはもちろん紙面だけでなく、ネットで処理できることもあると思うけど。

例えばだけど、

☆(過去の)珍プレー・好プレー、みたいなもの。
(野球中継は見ないけど、あの番組は見る人もいますよね。)
(先ちゃん神吉の『将棋パトロール』のようなノリとか。)
☆メイキングのような、名人戦の舞台裏エピソード、コラム。
☆歴史をわかりやすくエッセー風にした連載物。
☆(個性派)棋士紹介、エピソード、などの将棋に関する面白ネタ。
☆女性向けのコーナー。(女性棋士の話題、あるいはロッテがやっていたけど、イケメン棋士の紹介。)

などなど、将棋って楽しそう、って思ってもらえるような工夫、ぜひ考えて欲しいですね。

エンターテインメントとして、日本の伝統文化として、将棋をどう考え、どう普及発展させようという姿勢なのか、これからも3者でしっかり話し合って欲しいです。
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名人戦問題決着(?) (ブイV!舟券日記♪)
先月発表があったように、名人戦契約問題は、一応の決着をみたようです。 流行(?)の「共催」という形で落ち着きました。 (対等な立場での共催で、契約金等は折半らしいです。) 「共催」案を初めて聞いたときは