即席の足跡《CURIO DAYS》

毎日のいろんなこと、不思議に思ったこと、感じるままに書いてみます。キーワードは、知的?好奇心、ユーザー視点。

名人戦第二局大盤解説会

2009年04月23日 02時15分35秒 | Shogi
今夜、行ってきました。
連盟以外の解説会は、去年のこれこれに行っただけだから、今回が三回目。

たいがーさんをはじめ、いつものメンバーも皆、朝日新聞の解説会に集まりました。

解説は飯島六段、聞き手鈴木環那女流初段。
飯島六段は初めてだったけど、すごく好感持てました。
環那ちゃんの聞き手としての実力はもう鳴り物入りだけど、いやあ、彼、すごいです。

しゃべりもうまいし、サービス精神は旺盛だし、自虐ネタも含め、自分の自慢や失敗談も含め、全く飽きさせません。

20代で羽生名人に勝ったのは、渡辺竜王をはじめ、たった4人しかいないって、話題。
あと、3人は誰でしょう、なんてクイズ。

山崎、阿久津、そして、飯島、というのがプチ自慢の答え。

いや、そういう話は別にして、
今夜は、もう頭がウニのようです。

あまりの熱戦、現地控え室の検討陣もまったくお手上げと言った、難解すぎる一局
飯島六段もまるで予想は当たらず、終始環那ちゃんに突っ込まれ、タジタジでした。
ここまで信用を失くしてしまったので、ということで、閉会後、二人で、結婚式の新郎新婦のように、出口で来場者に対して、お礼(お詫び)を言いつつ、きちんとお見送りしてました。

それにしても、今日のは、対局者が一番そうなんでしょうけど、解説者も、関係者も、来場者も、ほんと、疲れたと思います。

先手羽生名人の▲9七桂から、▲9六香の構想。
そして、何故に桂で取れる金を取らないのか。
飛車の利きを止める△5二歩は果たして・・・。
意味不明の▲8三歩。意図は何?
あっけにとられるばかり、見てはいけないものを見てしまった、将棋ってこんなに深いものなのか、
などなど、対局者の読みの奥深さには、現地控え室の検討陣も含め、誰もついていけない、というほど。
二転三転。最後の最後までどちらが優勢かもわからず、手に汗握る勝負。
純文学ならではのレベルの高さと判断の難しさ。

今日の指し手を見てすごく感じたのは、羽生名人は、普通の良い手は避けたい、何か新しい手をやりたい、と、無意識のうちに感じているのではないかということです。

10時を過ぎてもまだ決着のつかない勝負を、会場の都合も言わず最後まで楽しませてもらえた朝日新聞社の懐の深さ。
そして、なんと言っても解説、聞き手の二人のエンターテイナーとしての実力。
6時から、10時半近くまで、ずっとしゃべりっぱなし、そして、我々クラスのファンにはあまりに難しい指し手の意図や流れについて、ジョークも交え、しっかり楽しませてくれた二人の努力に対し、今夜はほんと、脱帽です。
飯島六段、鈴木女流初段、本当にありがとうございました。

棋界にはまだまだ素晴らしい人材がいるのでしょうし、まだまだ我々を楽しませる手法もあるのだと思います。
10時半過ぎから、ハイピッチで感想戦飲み会をやり、将棋の奥深さと楽しさを実感しつつ帰ってきました。

また第三局も、行こうっと。
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