即席の足跡《CURIO DAYS》

毎日の不思議に思ったことを感じるままに。キーワードは、知的?好奇心、ユーザー視点。観る将棋ファン。線路内人立ち入り研究。

ソーシャルな生き方

2012年02月22日 11時10分39秒 | Thoughts
原発のこと、復興のこと、年金のこと、米軍基地のこと、増税のこと、などなど。

たくさんの課題が目前に山積みになっている。

今これだけ困難に直面している日本で、我々は何をどう判断して、どのような道を選択していくのか。

政治家や官僚にはまかせておけないし、マスコミは頼りにならないから、自分たちで情報収集し、何が真実かを見極め、スパッとはいかないまでも悶々としつつも判断したり、行動したりしていかないと何も進まない。

我々がひとつひとつのことを勉強して、理解して、議論して、より良い方向を模索していかないといけない。

原発の国民投票をという運動も進んでいるようです。

ここで問題になるのは我々ひとりひとりの意識とか理性。

サンデル教授の究極の選択ではないけれど、とことん客観的に考え抜くことが必要。

長期的、多面的、根本的に現代社会の問題について考えないと。
これからどのような幸せを求めていくのかを刷り合わせないと。

百人百様の考え方がある中で、ひとつの方向に収斂させていくために必要なのは、
基盤となる確かな情報共有、リアルやネットを通じたオープンな議論の場や空気、キュレーターとでも言うべき知見やリーダーシップのある人たちの活躍、そしてひとりひとりの危機感や幸せへの希求度に基づく明確な自主性と意志。

何でもそうだけど、反対派、賛成派に分かれて平行線で折り合わない。
相手の意見を尊重するとか傾聴しようとする姿勢もない。
自分の意見の正当性というより、自分の固定観念でがんじがらめになっていて誰がどう言おうが身動きが取れない状況になっているので、譲歩も進展もない。
こうなると行き詰って膠着状態にまま局面は一向に動かない。

何よりも自分は少しでも損をしたくない。
既得権益を損ねられることは徹底抗戦する。

例。
あなたの街に米軍基地が移転してきます。
あなたの家の隣にゴミ処理場ができます。
あなたの家のところは道路ができるので移転してください。
財政が破たんしそうなので、あなたの年金はもらえません。

自分が若い頃のことを考えたら、自分のことで精一杯だったし、世間の事情、社会の環境など、考えも及ばなかった。
ある程度生活の余裕ができてこないと難しい。
お金や目先のことだけではないいろんなことがある。
たくさんの人に支えられて今があるのだから、その分お返ししなきゃという意識。

要は皆ができるだけ利己を排除して、社会全体の利益や幸福を考えた判断や選択ができるのかどうかがキーだと思う。

ソーシャルな視点。

自分だけ良ければいい、という理屈をどこまで排除できるのか。

どれくらいの人がどんな我慢を強いられるのか。
どれくらいの弱者を救えるのか。
どれくらいのコスト負担なら受け入れられるのか。

立場の違い。意見の対立。文化的背景の違い。

ヴォルテールが言ったという言葉。
「私はあなたの意見には反対だ、だがあなたがそれを主張する権利は命をかけて守る」

民主主義ってものの難しさ。永遠に解けない問題。

これからどんな社会を目指すのか。

それぞれの立場があるので悩ましい。

我々と若い世代の立場も違う。
もっと先の世代の幸福のことも考えなければいけない。
グローバルな世の中ですべてはつながっているのだから、中国やインドの人たちの事情だって慮らないといけない。

それにしても一番自分たちのことしか考えてないのは、政治家や官僚や大企業などの既得権益にぶら下がっているだけの人たち。
選挙のため、票田のため、保身のため、利権のためだけに全精力を使っている。

さて、もうすぐ迎える3.11.
2年目に向けて、ソーシャルという視点、生き方をますます追求していきたいと思う今日この頃です。
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