皆さん、ご無沙汰してました。
「銀塩カメラの時間。」がやってまいりました。
え。。。?最初からそんなのなかったって?
まぁ、そうおっしゃらず。
少しずつ、古いカメラを紹介していきたいと思います。
フォクトレンダー社の「BESSA」です。
1935年から1950年頃の中期モデル。
今でも120フィルムと呼ばれるフィルムで撮影可能です。
折りたたむとこのようにペッタンコになります。
撮影時は下面の小さいボタンを押すと・・・
レンズとファインダーが「びよーん♪」と伸びて撮影可能になります。
撮影は・・・
(1)まず背面部の赤窓を見ながら、下面にあるノブをぐるぐる回して1枚分フィルムを巻き上げます。
(窓は二つあるので、6×9か6×4.5のどちらかに合わせて)
(2)単独露出計の値を参考に、シャッタースピードと絞りをセットします。
(3)ピントを合わせます。
(4)レンズ脇にあるシャッターチャージレバーでチャージをします。
(5)構図を決めて、扉の脇にあるシャッターレリーズレバーを押し下げます。
(6)折りたたむときは、レンズ横にある銀色のバーを本体側に押し込みながらレンズをたたみます。
左のように縦置きにしたり、右のように6×4.5のマスクを付けると倍の枚数撮影可能。
え? なんで2台あるのかって・・・?
それは、レンズが違うから。
ひとつは「SKOPAR(スコパー)10.5cm/f4.5」、もうひとつは「Voigtor(フォクター)11cm/f4.5」です。
どちらもノンコートなので、モノクロ写真が得意です。(カラーが不得手とはあえて言いません)
半世紀以上経っても使えるってスゴイと思いませんか?