名邑十寸雄の手帖 Note of Namura Tokio

詩人・小説家、名邑十寸雄の推理小噺・怪談ジョーク・演繹推理論・映画評・文学論。「抱腹絶倒」と熱狂的な大反響。

Э キネマ倶楽部 【名画・史上ベスト10】

2016年11月06日 | 日記
『8 1/2』      
フェデリコ・フェリ-ニ   
映画製作を放棄した映画監督の話

『気違いピエロ』   
ジャン・リュック・ゴダ-ル 
モーツアルト、ランボー、ベラスケス等の引用効果が増幅された佳作

『アポロンの地獄』
ピエル・パオロ・パゾリ-ニ 
古典戯曲「オディプス」の古代的リアリズム表現

『フィツカラルド』
ベルナ-ル・ヘルツォ-ク  
特撮無しで完成した執念の実写映画

『バベットの晩餐会』
ガブリエル・アクセル    
非の打ち処の無い洒落た名画

『ノスタルジア』
アンドレイ・タルコフスキ- 
映画表現の極地ともいえる名作

『F for フェイク』
オ-ソン・ウエルズ    
贋作から藝術の核心に迫るウェルズの遺作

『赤ひげ』
黒澤 明         
禅精神を貫く純日本映画の代表作

『野いちご』
イングマル・ベルイマン
「審判」と並ぶ意識下表現の意欲作

『ライムライト』
チャ-ルズ・チャップリン
悲愛を核に老成した正攻法喜劇

                  *

 先に「個人的な観点で映画を評すべからず」という主旨を述べておきながら、上記の様な現状の名作を並べるに当たり、一体如何いう基準なのかと首をかしげる向きもおありになるかと思いますが、上記の映画には共通した観点があります。それは、良い映画だという事です。我ながら不思議に思うのは、トップ3の「8 1/2」「気違いピエロ」「アポロンの地獄」だけは、偶然出来た傑作ではなかろうかと感じる点です。他の7作品は、計画的に人為的努力により完成した奇跡の業と感じます。

 一言云い訳がましく注記したいのは、「最近の藝術映画を余り観ていない」という点です。毎年国際映画祭の受賞作品群を覗くに付け、新しい映画を観たいという意欲が低下しており、それよりは見逃している過去の名作を順次観たいという気持ちがあります。たとえ一作でも、上記の名画に並ぶ様な、或いはより優れた映画を見過ごしているとすれば、それは驚きという以上に歓びとなる事でしょう。
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