■清朝時代に考案された「満漢全席」という山海の珍味を集めた馬鹿馬鹿しい食文化が有ります。目で楽しんで、鼻と舌で味わって、喉越しと胃袋に入る快感を楽しんだら、反吐(へど)にして吐き出し、特別なお茶で口の中を爽やかにしてから、また……と数日食い続けるのだそうですなあ。豚やアヒルは当たり前で、鹿の丸焼き、熊の右手、活きた猿の脳ミソなどなど、誰が最初に食ったのか?と理解に苦しむ食材がずらずらと並んでいるそうです。しかし、その中には「パンダ」が入っていないのはどうしたわけか?専門家から、「入っているぞ!」と御指摘を受けたらそれまでですが、旅限無が読み齧った範囲にはパンダ(大熊猫)は見つかりません。とても30万円も出してDVDを買い揃えて「見て楽しむ」気にはなれませんなあ。
■では、有名な研究所も有るパンダが生息している四川省ではどうでしょう?ウェキペディアによると「四川料理は、一般には山椒(花椒)や唐辛子などの香辛料を効かせる辛い中華料理として知られる。四川省を本場とする。中国での一般的な呼称は川菜。他の地方に料理に比べ香辛料を多用するのは、四川省の湿度が高く、夏と冬の寒暖の差の大きい気候が関係しているとされる。麻婆豆腐や回鍋肉、青椒肉絲、麻婆茄子(魚香茄子)が代表例。」と有ります。肉や野菜がふんだんに使われる感じがしませんなあ。旅限無も四川省に行って本場の麻婆豆腐などを戴いて「ヒーヒー」言って楽しみましたが、広東料理や北京料理に比べると質素な感じがしましたぞ。
■ではパンダは食用にはならないのか?というとそうでもないらしい。1万年以上前の人類は、パンダを食べていた可能性がある――。中国南西部の貴州省の考古学者が、旧石器時代から新石器時代にかけての遺跡でジャイアントパンダの骨が見つかったことなどから、そんな推論を国営新華社通信に発表した。肉類が不足していた古代人にとっては、満腹感を得られる貴重な食材だったとみられる。研究結果を発表した貴州省博物館の蔡回陽(ツァイ・ホイ・ヤン)・研究員によると、同省内では1960年代以降、計37カ所にのぼる1万年以上前の遺跡でパンダの骨が見つかった。7カ所は人が暮らしていたとみられる洞窟(どう・くつ)遺跡だった。当時の人類の生活環境などの検証を通じて推論したという。パンダは中国南部など今よりも広い範囲に生息していたといい、動きが鈍いことなどから猛獣に襲われることが多かったとされる。蔡研究員は「初めは襲われて死んだパンダの死体を食べていたが、人口圧力で食料が不足し、積極的にパンダを狩猟するようになったのではないか」と話している。 朝日新聞 2005年9月10日
■三千年、四千年、五千年と好き放題に「中華の歴史」を遡っていくチャイナですから、その内に地球が誕生した40億年も突破するかも知れませんなあ。それは冗談としましても、1万年前に貴州の山奥に住んでいた人達は、今頃はチベット系の少数民族になっているか、チベット族を自称している人達の御先祖様である可能性が高いと思われます。勿論、絶滅させられて食べられてしまった可能性も高いのですが……。仏教徒になったチベット系の人々は殺生を嫌って、毛牛と羊と山羊しか食べませんから、それ以前の食文化が遺跡として発見されたのかも知れません。『三国志』の諸葛孔明が南に攻め込んだ話などを読めば、そこがチャイニーズとは無関係な場所だったことは明らかですから、1万年前となると、中華料理のルーツにはなりません。
■随分前ですが、フジテレビの資本で『パンダ物語』という映画が作られました。研究所から逃げ出した子供パンダ君が雪深い山に迷い込んでしまって、それを日本人の女の子が救うという命知らずで傍迷惑な脚本(ちょっと話を端折ってますので、熱烈なファンの方は怒らないように…)に、一度だけ観てひっくり返ってしまった思い出がございますなあ。しかし、ちゃんとパンダと娘さんを探し回る現地の人々や、娘さんと仲良く遭難しかける少年は、全員がチベット服を着ている!この点は立派な映画です。全員が人民服を着ていたら、その段階で観るのを止めたでしょうが、ちゃんと最後まで観ましたぞ。
■残念ながら、パンダを意味する正確なチベット語は残っていません。7世紀に作られたチベット語は、仏教と無関係な名詞には無関心なのです。まして、食糧にも薬にも使えない動物の名前は不必要なのでしょうなあ。因みに、遊牧民であるチベットの伝統にペットを飼う習慣は有りません。それにしても、何時の間にパンダは「中国の代表的な動物」になってしまったのでしょう?あと100年もすると、インド象やベンガル虎も「中国の動物」になるかも知れませんなあ。その前にシベリアのマンモスが危ないかも……。
台湾の最大野党、国民党の連戦主席(当時)による4月の北京訪問を受け、中国が台湾に贈ると表明していたパンダの受け入れ先をめぐって、台北市と台中市が熱い“火花”を散らしている。同党の馬英九主席が市長を務める台北市では市立動物園でパンダ受け入れ施設の建設を始めている。しかし、国民党の大物である台中市の胡志強市長も、新たにパンダ専用施設を市内に建設するとして受け入れを表明。台北へのライバル意識をむきだしにしたからだ。
一方で、陳水扁政権は、台湾当局としてパンダを受け入れるかどうか態度を明確にしておらず、交渉は進んでいない。中国側は先に「台湾に贈るパンダの選考は最終段階に入った」と発表し、陳政権への揺さぶりもかける。中台関係のみならず台湾の与野党間の争いや、国民党内部の政治的な駆け引きにも中国の「パンダ外交」が影響を与えそうな情勢だ。産経新聞 10月24日
■日本が大好きだった台湾も、上野動物園などでパンダを見て、可愛いなあと思ったのかも知れませんし、台湾の政治家の中には「日中友好条約」締結の歴史を研究して、パンダ効果に目を付けたのかも知れません。しかし、見っともない政争を始めたものです。この騒動の元は、半年前の出来事のようです。
国務院台湾事務室の陳雲林・主席は3日、平和と協調の象徴として、「大陸の同胞」から「台湾の同胞」にパンダを贈ることを発表した。3日付で新浪網が伝えた。陳・主席はまず、「台湾でパンダを見たい」という要望に応えるべく、数年前からパンダの寄贈を考えていたことを紹介。そして、「中国国民党の連戦・主席、親民党の宋楚瑜・主席の大陸訪問により、両岸の同胞の友好はさらに深められる。ここに、大陸の同胞は台湾の同胞に2頭のパンダを贈ることを宣言する」と述べた。また、「パンダのおとなしい性格と無邪気な様子が台湾同胞に愉しみをもたらし、子供たちに気に入られることを望む。連・主席と国民党、宋・主席と親民党、および台湾各界がともに取り組めば可能なことだ」と述べ、台湾側に受け入れの同意を求めた。
これに対して、台北(タイペイ)市の馬英九・市長は、台北木柵動物園へ受け入れる意向を表明。お返しとして台湾に生息するアカゲザルを贈る意向を明らかにしている。なお、大陸側は1988年、台湾へパンダを寄贈する意思を表明したが、政治的な要因から台湾が受け入れを拒否した経緯がある。しかし、02年12月には台北市立動物園から北京動物園にアライグマ科のキンカジューが寄贈され、大陸と台湾の動物園交流が始まっている。中国情報局発 2005/05/03
■子供や女性に人気のパンダを政治の道具に使うのは感心しませんなあ。黒柳徹子さんが、変な事を言い出さないように、誰かが注意してあげた方が良いかも知れませんぞ。パンダに目を奪われていると本筋が見えなくなりますから、ご用心、ご用心。
台湾の行政院(内閣)は、金門島、馬祖島に続いて、台湾本島でも台湾ドルと人民元の交換業務を試験的に行う方針を示した。まずは、国際空港と港湾で実施し、徐々に台北(タイペイ)市、台中市、高雄市の各市内に拡大される見通し。24日付で中国新聞社が伝えた。
交換金額は、金門島などと同様、1人1回に2万元(約28万円)相当までという上限が設けられるものとみられている。開始時期について、行政院の関係者は、「早ければ来年初めだが、国家安全会議(国安会)など関連部門の承認を得る必要がある」と説明している。サーチナ・中国情報局 10月24日
■通貨統合を着々と仕掛けている北京政府に対して、台湾は大きく動揺しているようです。本当は、アセアン諸国を巻き込んで、円通貨圏に入ってもらいたい台湾なのに、こうして日本はトンビに油揚げをさらわれ続けるのでしょうか?
-------------------------------------------
------------------------------------------
■では、有名な研究所も有るパンダが生息している四川省ではどうでしょう?ウェキペディアによると「四川料理は、一般には山椒(花椒)や唐辛子などの香辛料を効かせる辛い中華料理として知られる。四川省を本場とする。中国での一般的な呼称は川菜。他の地方に料理に比べ香辛料を多用するのは、四川省の湿度が高く、夏と冬の寒暖の差の大きい気候が関係しているとされる。麻婆豆腐や回鍋肉、青椒肉絲、麻婆茄子(魚香茄子)が代表例。」と有ります。肉や野菜がふんだんに使われる感じがしませんなあ。旅限無も四川省に行って本場の麻婆豆腐などを戴いて「ヒーヒー」言って楽しみましたが、広東料理や北京料理に比べると質素な感じがしましたぞ。
■ではパンダは食用にはならないのか?というとそうでもないらしい。1万年以上前の人類は、パンダを食べていた可能性がある――。中国南西部の貴州省の考古学者が、旧石器時代から新石器時代にかけての遺跡でジャイアントパンダの骨が見つかったことなどから、そんな推論を国営新華社通信に発表した。肉類が不足していた古代人にとっては、満腹感を得られる貴重な食材だったとみられる。研究結果を発表した貴州省博物館の蔡回陽(ツァイ・ホイ・ヤン)・研究員によると、同省内では1960年代以降、計37カ所にのぼる1万年以上前の遺跡でパンダの骨が見つかった。7カ所は人が暮らしていたとみられる洞窟(どう・くつ)遺跡だった。当時の人類の生活環境などの検証を通じて推論したという。パンダは中国南部など今よりも広い範囲に生息していたといい、動きが鈍いことなどから猛獣に襲われることが多かったとされる。蔡研究員は「初めは襲われて死んだパンダの死体を食べていたが、人口圧力で食料が不足し、積極的にパンダを狩猟するようになったのではないか」と話している。 朝日新聞 2005年9月10日
■三千年、四千年、五千年と好き放題に「中華の歴史」を遡っていくチャイナですから、その内に地球が誕生した40億年も突破するかも知れませんなあ。それは冗談としましても、1万年前に貴州の山奥に住んでいた人達は、今頃はチベット系の少数民族になっているか、チベット族を自称している人達の御先祖様である可能性が高いと思われます。勿論、絶滅させられて食べられてしまった可能性も高いのですが……。仏教徒になったチベット系の人々は殺生を嫌って、毛牛と羊と山羊しか食べませんから、それ以前の食文化が遺跡として発見されたのかも知れません。『三国志』の諸葛孔明が南に攻め込んだ話などを読めば、そこがチャイニーズとは無関係な場所だったことは明らかですから、1万年前となると、中華料理のルーツにはなりません。
■随分前ですが、フジテレビの資本で『パンダ物語』という映画が作られました。研究所から逃げ出した子供パンダ君が雪深い山に迷い込んでしまって、それを日本人の女の子が救うという命知らずで傍迷惑な脚本(ちょっと話を端折ってますので、熱烈なファンの方は怒らないように…)に、一度だけ観てひっくり返ってしまった思い出がございますなあ。しかし、ちゃんとパンダと娘さんを探し回る現地の人々や、娘さんと仲良く遭難しかける少年は、全員がチベット服を着ている!この点は立派な映画です。全員が人民服を着ていたら、その段階で観るのを止めたでしょうが、ちゃんと最後まで観ましたぞ。
■残念ながら、パンダを意味する正確なチベット語は残っていません。7世紀に作られたチベット語は、仏教と無関係な名詞には無関心なのです。まして、食糧にも薬にも使えない動物の名前は不必要なのでしょうなあ。因みに、遊牧民であるチベットの伝統にペットを飼う習慣は有りません。それにしても、何時の間にパンダは「中国の代表的な動物」になってしまったのでしょう?あと100年もすると、インド象やベンガル虎も「中国の動物」になるかも知れませんなあ。その前にシベリアのマンモスが危ないかも……。
台湾の最大野党、国民党の連戦主席(当時)による4月の北京訪問を受け、中国が台湾に贈ると表明していたパンダの受け入れ先をめぐって、台北市と台中市が熱い“火花”を散らしている。同党の馬英九主席が市長を務める台北市では市立動物園でパンダ受け入れ施設の建設を始めている。しかし、国民党の大物である台中市の胡志強市長も、新たにパンダ専用施設を市内に建設するとして受け入れを表明。台北へのライバル意識をむきだしにしたからだ。
一方で、陳水扁政権は、台湾当局としてパンダを受け入れるかどうか態度を明確にしておらず、交渉は進んでいない。中国側は先に「台湾に贈るパンダの選考は最終段階に入った」と発表し、陳政権への揺さぶりもかける。中台関係のみならず台湾の与野党間の争いや、国民党内部の政治的な駆け引きにも中国の「パンダ外交」が影響を与えそうな情勢だ。産経新聞 10月24日
■日本が大好きだった台湾も、上野動物園などでパンダを見て、可愛いなあと思ったのかも知れませんし、台湾の政治家の中には「日中友好条約」締結の歴史を研究して、パンダ効果に目を付けたのかも知れません。しかし、見っともない政争を始めたものです。この騒動の元は、半年前の出来事のようです。
国務院台湾事務室の陳雲林・主席は3日、平和と協調の象徴として、「大陸の同胞」から「台湾の同胞」にパンダを贈ることを発表した。3日付で新浪網が伝えた。陳・主席はまず、「台湾でパンダを見たい」という要望に応えるべく、数年前からパンダの寄贈を考えていたことを紹介。そして、「中国国民党の連戦・主席、親民党の宋楚瑜・主席の大陸訪問により、両岸の同胞の友好はさらに深められる。ここに、大陸の同胞は台湾の同胞に2頭のパンダを贈ることを宣言する」と述べた。また、「パンダのおとなしい性格と無邪気な様子が台湾同胞に愉しみをもたらし、子供たちに気に入られることを望む。連・主席と国民党、宋・主席と親民党、および台湾各界がともに取り組めば可能なことだ」と述べ、台湾側に受け入れの同意を求めた。
これに対して、台北(タイペイ)市の馬英九・市長は、台北木柵動物園へ受け入れる意向を表明。お返しとして台湾に生息するアカゲザルを贈る意向を明らかにしている。なお、大陸側は1988年、台湾へパンダを寄贈する意思を表明したが、政治的な要因から台湾が受け入れを拒否した経緯がある。しかし、02年12月には台北市立動物園から北京動物園にアライグマ科のキンカジューが寄贈され、大陸と台湾の動物園交流が始まっている。中国情報局発 2005/05/03
■子供や女性に人気のパンダを政治の道具に使うのは感心しませんなあ。黒柳徹子さんが、変な事を言い出さないように、誰かが注意してあげた方が良いかも知れませんぞ。パンダに目を奪われていると本筋が見えなくなりますから、ご用心、ご用心。
台湾の行政院(内閣)は、金門島、馬祖島に続いて、台湾本島でも台湾ドルと人民元の交換業務を試験的に行う方針を示した。まずは、国際空港と港湾で実施し、徐々に台北(タイペイ)市、台中市、高雄市の各市内に拡大される見通し。24日付で中国新聞社が伝えた。
交換金額は、金門島などと同様、1人1回に2万元(約28万円)相当までという上限が設けられるものとみられている。開始時期について、行政院の関係者は、「早ければ来年初めだが、国家安全会議(国安会)など関連部門の承認を得る必要がある」と説明している。サーチナ・中国情報局 10月24日
■通貨統合を着々と仕掛けている北京政府に対して、台湾は大きく動揺しているようです。本当は、アセアン諸国を巻き込んで、円通貨圏に入ってもらいたい台湾なのに、こうして日本はトンビに油揚げをさらわれ続けるのでしょうか?
-------------------------------------------
| チベット語になった『坊っちゃん』―中国・青海省 草原に播かれた日本語の種山と溪谷社このアイテムの詳細を見る |
------------------------------------------











「パンダはチベットの動物でもある」というのなら可能性はありますけどね。
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/4009685.html
パンダが四川省にしかいないというのはごく近代の話で
パンダはかつては黄河以南に広く分布していのは化石などの証拠から確かなようです。
しかし、あなたの「実体験」とかも「あくまでそ「ういう地域があった」という礼でしかないのですよ。
別に貴方が四川の全てを見たとかパンダの生息地域の全てを見たというわけでもないでしょう。
なのに「パンダはチベットの動物です」と強弁するのはいかがなものかと思います。
少なくとも、その発言は学術的なものではないでしょう。
あと、現代と昔のパンダの居住地域は大きく異なります。
例えて言いますと、日本の象徴的な鳥のタンチョウヅルや学名を「ニッポニア・ニッポン」というトキも、かつてはというかそれもたかだか150年前くらいまでは日本の空を覆いつくすほど居たと言われてますが、
今ではトキは日本では事実上滅亡し中国に何十匹ほどいるだけ、ツルも北海道の一部に居るだけになってます。
こういう「その国を象徴する動物が開発により滅亡寸前になり少数民族地域や国境周辺に少数しか居住していない」という現象は世界中にある現象です。
アメリカを称する動物の一つのアメリカンバファローも映画などてはカナダで撮影されたりしてます。
それと同じで、パンダも漢民族の開発により滅亡寸前にまで数を減らし、漢・チベットの混住地域あたりの地域に押し込められたにすぎないと考えられてます。
ちなみにチベットの大部分を占める高山地域には水が乏しく竹林は存在しません。
それよりむしろかつては中国南部地域の低山や平野にパンダは多く分布していたと考えられます。
ちなみに「パンダはチベットの固有種である」というのはベマ・ギャルポ教授という右よりのチベット人思想家の言い出した事で科学的な根拠は乏しいです。