東京都あきる野市に住む小学校教諭の男(33)が、交通事故死した子ども6人の写真をインターネットのホームページ(HP)上に無断掲載していた問題で、男は今年6月に愛知県警に著作権法違反容疑で事情聴取を受けた際に、勤務している羽村市内の小学校に対し「捜査中」を理由に具体的な説明を拒んでいたことが分かった。学校側は先月27日に外部から指摘を受けるまで、具体的な内容を把握しておらず、今月1日になって男を自宅待機とした。
■具体的な地名が公表されましたから、テレビで放映されたモザイクが掛かっていない服装や履や自転車などで、既に地元では学校名も本人の名前も特定されていることでしょう。その小学校では12月1日から休んでいる教師というだけで、全校生徒は分かっているでしょうし、今頃は保護者が真っ青になっているのでしょうなあ。
無断掲載された遺族は4日午前、警視庁に侮辱罪と児童ポルノ処罰法違反罪での告訴状などを提出した。遺族らは「子どもの遺体写真などに興味を示す男が、児童を前に教壇に立っていること自体が問題だ」などと憤りをあらわにした。男は名古屋市緑区の保育園で02年9月、屋上駐車場から落下した車の巻き添えになり死亡した片岡樹里ちゃん(当時3歳)の母親が作成したHPから、無断転用して自分のHPに掲載。遺族の感情を害するようなコメントを付けていた。遺族からの相談を受け、愛知県警が今年6月に男を任意で事情聴取した。学校側の説明によると、男はその際に電話で校長に報告したが、「捜査中なので具体的な内容は言えない」と説明していた。
■これは愛知県警のお手柄です!『報道特集』では、他の地域では警察に相談しても「泣き寝入り」するだけの指示しか受けられなかったとの事ですからてん、警察の地域間格差は悲劇を大きくしますなあ。全国の警察には是非とも頑張って頂きたい!
男は同県警から9月に書類送検されたが、東京の片山隼君の父、徒有(ただあり)さん(50)ら遺族側が、男が交通事故のほか、虐待や災害で死亡した子どもの裸を含む遺体写真などを大量に掲載したHPも制作していたことを突き止めた。学校側は先月27日に外部から指摘を受けてようやく、男から具体的な事実確認を始めた。同校校長は「他人の映像を自分のHPに掲載したとは聞いていたが、遺体の写真を掲載していたことまでは把握できなかった。対応が甘かったと言われても仕方がない」と話している。
毎日新聞 - 12月4日
■IT関連の授業を強化しよう!と文科省が旗を振っても、実際の教育現場では人材が揃わず頭を抱えているそうで、オタク趣味?の変わり者みたいな先生か、過労死覚悟で激務を買って出る教員に任せっきりという学校が多いとも聞きます。この校長先生にしても、コンピュータをどれほど扱えるかは心許無い限りだと推察されますから、コンピュータに強い頼れる職員が、実は極端な変態趣味の持ち主だったとは想像もしなかったのでしょうから、可哀想です。
6遺族を代表して告訴状などを提出した片山徒有さんは、午前11時から東京・霞が関の司法記者クラブで会見した。片山さんは「事故で子どもを失っただけでも大変なのに、好奇の目にさらされ遺族はつらい立場に置かれている。二度とこのような被害が起きないように警察には厳正な処置をお願いしたい」と訴えた。また、この日の警視庁との話し合いで、侮辱容疑を著作権法違反容疑に切り替えて告訴状を出し直すようアドバイスを受けたことなどを明らかにし、「非常に前向きな言葉をいただいた」と述べ、捜査に期待を込めた。片山さんは毎晩遅くまでパソコンに向かい、サイトを監視して、作成した男を特定した。「表現の自由は大事だが、サイトの管理者の責任を問う法規制の必要も感じた」と語り、今後、関係省庁にも法整備を働きかけていく考えも明らかにした。
毎日新聞 - 12月4日
■近所や知り合いに不幸が有れば、同情と哀悼の念を表わす言葉と行為をもって接するのが「普通の国」の風景です。どんどん小型化されるカメラを持って、他人の不幸を撮影して興奮するような輩(やから)がどんどん増えるのなら、デジタル製品もIT機器も、これ以上の発達などしない方が良いのかも知れませんなあ。そして、もう一度、教育現場に居る人達の「子供好き」という言葉を緊急に再点検する必要が有るでしょう。好みの被写体を自分の手で作る前に摘発されたのを幸いだったと思うしかない事件です。
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