波風立男氏の生活と意見

老人暮らしのトキドキ絵日記

『二十日大根』の頃

2017年07月09日 | 日記・エッセイ・コラム

この色合いと形が好きで「出来たら嬉しいな」ぐらいの気持ちでそれは小さな種を蒔き、それはそれは小さな苗に育ったのでそっと植えておいたら、次々に大きくなった。なるほど二十日育ちだ。一昨日20本、昨日も20本ほど収穫し、それでも半分の収穫。葉は味噌汁や油炒め、実は塩麹で。

                                      

やっとクレパス握る気持ち湧き赤色選んで始める。この赤い実、味噌汁の具に即して言えば、まさに『絵の具』。例年、初夏の草花あたりから描き始めるのだが、今年はこれだ。老後整理と木工作業と調理が生活の軸の今年度だが、やっと主役級が登壇した感じ。『都忘れ』と『菖蒲』も面白く咲いている。こちらはアクリルでやってみよう。

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描いたのを絵はがきにして何枚かポストに。手紙いただいたり親切にしていただいた方々へ。「絵を描き…それを絵はがきにして」と思っている内うちに随分とたまっていた。
サイン代わりの日付けが「17.7.7」でホーッと声が出た。もう今年の半分が過ぎている。
前に、なじみの額屋さんから「サインを入れないんですね?」と言われ、「ええっ。プロじゃ無いので」と応えた。

歳時記開いても「二十日大根」が見つからない。季節無用か。こんなに愛らしく、いかにも春とか初夏の産物らしいのに。

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