本と映画、ときどき日常

本や映画の感想、日々の思いつきを綴っていきたいです。

砂の器

2017年05月26日 02時34分23秒 | 邦画 さ行
監督 野村芳太郎
出演 丹波哲郎
    森田健作
    加藤剛


身元不明の扼死体が国鉄操車場構内で発見される。

唯一の手掛かりは「カメダ」という言葉。

それを手がかりに二人の刑事が奔走する。


1974年の作品です。


いや~、懐かしい。

みんな若い(笑


事件の不可解なところがピアノ伴奏と共にお遍路さんのシーンで明るみに。

もうここは絶品。

この父子の悲しみ、悔しさ、不条理。

溢れ出てます。


この作品20年以上ぶりに観たかな~。

自分の大人になり時代背景もある程度理解できるようになりました。

その分、涙が増えたのかも。
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4 コメント

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出演俳優が変わって (夢見)
2017-05-26 09:40:08
脚色も変わって 幾度かテレビドラマ化もされておりますがー

この映画を越えてはいないなって思います

丹波哲郎さんと加藤剛さんの顔合わせだけでも 昔の連続時代劇「三匹の侍」を思い出したり
(そこかい・笑)

若い森田健作さん・・・

築き上げたものが崩れ落ちていく悲劇
その重い残酷さ

今はどうか (涙そうそう)
2017-05-26 21:58:24
 「そんな人、知れねえだ!」
 施設の車椅子に乗った老いた「父」が生きていて、捜査陣に「まさか!」の驚きの声が上がる、
 
 父は、離れ離れでも立派に成長した息子を「知らなねぇ」と、かばう。これが息子を思う父なのだと思う。

 息子の加藤剛は、父と会うのを拒み、大蔵大臣?の生意気な娘と婚約しながら、

 愛人の島田陽子と子を作りがら捨てて、知らぬまま死なせてしまう非情さ。

 加藤剛は音楽の才で生きようとし、その音楽の中で、父への思いを創作に込めようとする。

 「彼は、今、父に会っているんだ」。緒方謙の逮捕状を取って、舞台裏で、刑事がつぶやく。

 これが「悪い」と言えるだろうか? 私には、加藤剛を説得する、実子(養子だけ)のいない経験の正義感の緒方謙に、「押しつけがましさ」を、どこか感じてしまう。

 父子は、確か北陸から日本海沿い、広島・島根県境近くの「亀高駅」まで、さすらって、巡査の緒方謙には丁寧な待遇を受ける。

 そこに至る、山や海、寺院など日本の風景は、映像美は、父故のさすらいの辛さと裏腹に、哀ししいほど、美しい。

 実は広島勤務の際、「亀高駅」を探して、狭い山道で自損事故を起こした経験がある(笑

 高校時に小説は読んだろうが、映画をいつ見たか全く記憶にない。

 多作な松本清張氏はA新聞・博多の校正職上がりで、「努力だけはした」と言っていた。彼のライバルは、同じA新聞のエリートさんの城山三郎氏だった。

 映画中、中央線鉄道を猟犬のように島田陽子の破棄したポロシャツのコマ・キレを探す森田健作~。高度経済成長で、米国の属国を当然のまま、勤勉さで豊かさを登っていけた。

 今は、どうか?
 下り坂が約20年以上、続き、今、アガクとズドンと落ちそうな一方、海外を見れば似たような差別された移民の2世らがイスラム国のテロなど(いつの時代もそうだが)矛盾が露呈している。

 主に国内だけを見て、豊かさの上で、父の疾患を預る施設がある充実した社会保障の整備が幸せだったのか?

 米国の属国にやや気付きつつ、海外の理不尽な現実を見る時代が幸せだなのか?

 偉そうなことは言えないが、私も父でいられる時間は、そんなに長くはいないだろうし。自身もそうだったが、子は、「いつまでも父はいる」と思うものだろうか。

 そんなことより、「砂の器」は、むしろ原作の魅力をずっと増した「映像美の映画」として、鮮明でした。

 映画のテロップ、「時代は変わっても、親と子の問題は永遠」は、真実なのでしょう。

 でも、DVDで見ると、疲れる映画ですね(苦笑
 
今はどうか (涙そうそう)
2017-05-26 21:58:39
 「そんな人、知れねえだ!」
 施設の車椅子に乗った老いた「父」が生きていて、捜査陣に「まさか!」の驚きの声が上がる、
 
 父は、離れ離れでも立派に成長した息子を「知らなねぇ」と、かばう。これが息子を思う父なのだと思う。

 息子の加藤剛は、父と会うのを拒み、大蔵大臣?の生意気な娘と婚約しながら、

 愛人の島田陽子と子を作りがら捨てて、知らぬまま死なせてしまう非情さ。

 加藤剛は音楽の才で生きようとし、その音楽の中で、父への思いを創作に込めようとする。

 「彼は、今、父に会っているんだ」。緒方謙の逮捕状を取って、舞台裏で、刑事がつぶやく。

 これが「悪い」と言えるだろうか? 私には、加藤剛を説得する、実子(養子だけ)のいない経験の正義感の緒方謙に、「押しつけがましさ」を、どこか感じてしまう。

 父子は、確か北陸から日本海沿い、広島・島根県境近くの「亀高駅」まで、さすらって、巡査の緒方謙には丁寧な待遇を受ける。

 そこに至る、山や海、寺院など日本の風景は、映像美は、父故のさすらいの辛さと裏腹に、哀ししいほど、美しい。

 実は広島勤務の際、「亀高駅」を探して、狭い山道で自損事故を起こした経験がある(笑

 高校時に小説は読んだろうが、映画をいつ見たか全く記憶にない。

 多作な松本清張氏はA新聞・博多の校正職上がりで、「努力だけはした」と言っていた。彼のライバルは、同じA新聞のエリートさんの城山三郎氏だった。

 映画中、中央線鉄道を猟犬のように島田陽子の破棄したポロシャツのコマ・キレを探す森田健作~。高度経済成長で、米国の属国を当然のまま、勤勉さで豊かさを登っていけた。

 今は、どうか?
 下り坂が約20年以上、続き、今、アガクとズドンと落ちそうな一方、海外を見れば似たような差別された移民の2世らがイスラム国のテロなど(いつの時代もそうだが)矛盾が露呈している。

 主に国内だけを見て、豊かさの上で、父の疾患を預る施設がある充実した社会保障の整備が幸せだったのか?

 米国の属国にやや気付きつつ、海外の理不尽な現実を見る時代が幸せだなのか?

 偉そうなことは言えないが、私も父でいられる時間は、そんなに長くはいないだろうし。自身もそうだったが、子は、「いつまでも父はいる」と思うものだろうか。

 そんなことより、「砂の器」は、むしろ原作の魅力をずっと増した「映像美の映画」として、鮮明でした。

 映画のテロップ、「時代は変わっても、親と子の問題は永遠」は、真実なのでしょう。

 でも、DVDで見ると、疲れる映画ですね(苦笑
 
夢見さんへ (けん)
2017-05-27 10:18:04
幾度となくリメイクされてきた作品。
「この映画を越えてはいないなって思います」夢見さんの言われる通りだと思います。
今回久々に観ても強烈でした。
そして若き丹波哲郎!素敵です♪

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