本と映画、ときどき日常

本や映画の感想、日々の思いつきを綴っていきたいです。

この世の春/宮部みゆき

2017年11月11日 11時10分47秒 | 作家 ま行
小説史に類を見ない、息を呑む大仕掛け。

そこまでやるか、ミヤベ魔術!

それは亡者たちの声?

それとも心の扉が軋む音?

正体不明の悪意が怪しい囁きと化して、かけがえのない人々を蝕み始めていた。

目鼻を持たぬ仮面に怯え続ける青年は、恐怖の果てにひとりの少年をつくった。

悪が幾重にも憑依した一族の救世主に、この少年はなりうるのか――。

21世紀最強のサイコ&ミステリー、ここに降臨!



俺は時代小説はほとんど読まない。

でも!

この前宣伝を見てしまったら読まずにはいられない。


面白かった~。


この時代に多重人格・心の病はどう扱われていくのか。

やっぱり辛い。

心優しい人だけに。

そしてその男をお慕い申す一人の女性。


最終章はそれこそ一気読みでした。

まさに「この世の春」


堪能しました☆
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だからあなたは殺される/水生大海

2017年10月31日 09時26分45秒 | 作家 ま行
読者モデルの女子高生が殺される。

昇進のため一心不乱に捜査する刑事。

その兄に手柄をと女子高生独自の情報網で糸口をみつけようとする妹。


なんでだろう~って思っていること。

伏線と思っていなかったこと。

そんなことが「なるほど~」と気持ちイイ。


ただ、刑事の兄がすごい不快感。

グチグチと自分のことばかりで、直ぐ怒鳴る、手が出る。

だから最後は本当はダメなんだけど、スカッとしました。

よくぞやったぞ!
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業音/松尾スズキ

2017年10月11日 12時43分19秒 | 作家 ま行
母親の介護をネタに再起をかける演歌歌手。

車で人を撥ねたことを発端に奇妙な人間関係が作り上げられていく。


戯曲です。

読みなれていないのでなかなか物語に入っていけない(汗


ただ…

面白い面白くないというよりは松尾スズキの世界観が楽しい。

登場人物みんなが松尾スズキみたい(笑
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ハコブネ/村田沙耶香

2017年08月21日 09時51分00秒 | 作家 ま行
自分は男ではないかと悩む女性。

自分は人間でなく物体として生きている女性。

女であることに固執する女性。

三人の女性が出会い、本当の自分を模索しだす。


単純に生きている俺にはこの女性達の感性がイマイチ把握できない。

たとえば性同一性障害なら、その額面通りの言葉は理解できるんだけど。

そうでもない。


女性なのに女性である自分を受け入れられない?

そんな感覚をセックスをもちいて表現しているのかな~。


ちょっと難しかったです。
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満月の泥枕/道尾秀介

2017年08月09日 02時29分44秒 | 作家 ま行
自分の不注意で妻と娘を失った主人公。

投げやりの人生、姪と二人暮らし。

そんな時酔って公園で寝ていると人が池に投げ込まれるとこを目撃する。


う~ん…。

ちょっとドタバタが過ぎた?

炭鉱博物館あたりからはもう読むのが辛すぎる~。


唯一主人公の姪の汐子の存在が良かったです。

この子がいなかったらと思うと…(トホホ
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