涙目筑前速報+

詰まるところは明日を知る。なだらかな日々につまずいて
向かうところはありもせず、未来の居場所だって未定―秋田ひろむ

傘も持たず、横殴りの悲しみに雨曝しの君よ。 どうか挫ける事無く、光に進め。

2012-07-04 04:23:07 | 音楽
どうも、amazarashiのアルバム「ラブソング」を買ってきました。
今日は前々から手に入れたかったアルバムをドドッと手に入れたから機嫌が良い。
給料前なので最後の大奮発をするんである。
後で余裕があったらディスクレビューもやっちゃう次第。

しかし1週聴いた感じだけど、amazarashiは本当に俺の中でツボだ。
今年のナノムゲンコンピなんぞとはわけが違う入りやすさ。
世間でもなんでもいいけどそんなものの声に対する怨嗟の想いをしっかり出している。
かつ、それだけでなくそこから前へ向こうとする姿勢も面白い。
でもやっぱり僕としては、世間的に謳われる愛に対する怨嗟の想いを皮肉という形にしてくれた「ラブソング」にある種の魅力を感じるんだな。

amazarashi 『ラブソング』


本人もインタビューの中で「amazarashiの攻撃的な歌は、世界への復讐のつもりだったんですけど、それが何故か受け入れられたりして、良く分からないです。」っつってんだけど、確かにこういう攻撃的な歌を最近に限らず僕はよく求めている。
俺の中では、きっと音楽や文章ってのは、ある種の攻撃的な部分を補完してくれている存在なんじゃねえかなーとしみじみ思います。
今の状況は高校の頃の嗜好に近いんじゃないか。
何かやさぐれ気味なわけですよ。
ちょっとここ数年築いてきた音楽観みたいなのをぶっ壊したい衝動がある。
やっぱりね、メロディ作ってる時とかにふと感じるのは、どこか良く見させようみたいなヌルさというか、「否定しちゃだめなんだ!」みたいな良い子ちゃんぶる所があったわけよ。
もうディストーション全開で爆音に抗うような音楽の方が良いってくらいの気構えにシフトチェンジしたい。
そんな想いがあるんだなーって最近感じるようになった。


とにかくだ、今俺の心情はこのamazarashiの作品によくリンクしているというかそんな感じだ。
バンプ初めて聴いた時とかに似てる感覚で、どこかこの青臭い歌詞に良さを感じたり、優しくも抉り取るようなメロディにグッと来たりするんである。


そんでですよ、よく見たら7月8日の日曜日にZEPP TOKYOでライブあんのな。
まさかなーとか思って公演情報見たらまだチケットの残りありやがんの。
何?何なのおまえら。このバンドの存在に気付いてないの?
バンプラッド辺り好きな奴とかもったいねーぞ。分かってんのか。
まあ来なくていいし「バンプの方が200倍マシなんつって」強がって知識ごっこで拒否し続けていただきたい所ではあるんですけど。
いや、人多いの嫌だろ。しかも明らかにクソガキ受けしそうなバンドなんで。
ポストバンプなんつって呼ばれてもおかしくない歌詞なので。
何か色々勘違いされそうな節がそこかしこにあるんで。
いいじゃんおまえらはかまってちゃんやらぱふーむやら時雨ちゃんでいいじゃん。
いや、TKのソロのに関してはすんごい良かったけどね。

もう僕としては、amazarashiは行ける内に行って楽しんでおきたい。
で、クソガキがまとわりついたら静かにCDだけ聴いていようと思う。
でもアレだよな。この曲調でモッシュは流石に起きんだろう。
ライブ映像見てると、映像的な部分も強いので、コンサートに近い側面があって、静かに見られるかも分からん。
そうであって欲しい。


amazarashi 『LIVE「千年幸福論」』



だからモッシュダイブ好きな奴等は絶対くんな。消化不良だから。
がうがうでも聴いてろ。

とにかくだ、8日のライブ速攻で予約しました筑前です。
いやーてっきり取れないもんだと思ってたから、こんな形でライブに観にいけるなんて思ってなかった。
amazarashiっつうのは俺の中では、昨年辺りの発見から大分思い入れがあるわけよ。
「ワンルーム叙事詩」聞いてドッカーンと来て、次の日にはアルバム全部買っちゃってたもんな。
ぶっちゃけナノムゲンサマソニを軽く超えるくらいの嬉しさだぞ俺は。
いやー本当に今週超頑張っちゃうよ俺。
もう後藤周りの煩わしさだのクソみたいな外野に心を痛めてる場合じゃない。
いやちっとも痛めてないけど。
俺の中では今週はamazarashi。コレ。
まあいいやそんなとこだ。

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