ときたまコラム

なはまちづくりネットのスタッフの「ときたまコラム」

公民館を知っていますか?

2010年01月26日 09時48分16秒 | Weblog
 案外誰もが知っているようで知らない言葉に「公民館」があります。時折、公民館について話し合っているつもりなのに、話がかみ合わなくなることが多々あることからも、そのことがよくわかります。
 それは公民館には二種類あることが原因です。一つは自治公民館であり、もう一つは条例公民館です。身近には自治公民館が多く、自治会・区・字等がお金を出し合って自主的に運営管理している施設であり、コミニティーの核として存在しています。もう一つの条例公民館は市町村が社会教育法第21条にのっとり、社会教育施設として設置し教育委員会が一般には管理運営に当たっています。全国に約1万7千館もあります。
 ところで、条例公民館の設置は1946年、戦後まもなく当時の文部省、寺中作雄氏が焦土と化した国を再建するために、平和で文化的な民主主義国家を創るには、何国にも強制されることなく、自らが主権者である自覚を持った国民を育てることを目的に、大人の学校として全国に普及させました。その理念は参加型市民社会、いわゆる住民による「むらおこし、まちづくり」の仕掛けでした。公民館は住民の自治能力の向上、郷土産業の育成、文化教養の育成等に大きく貢献し、戦後の混乱期を希望あるもにしました。しかし65年を経た今、大きな変容を迫られているのも現状です。
 5年前、那覇市繁多川公民館で、初の民間運営(公設民営)に就き、私たちは「寺中構想」を読み解き「基本に戻ろう」を合い言葉にしました。それは今、戦後以上に複雑多様化し、だれもが「生きにくい」社会、コミニティーの衰退、個々がアイデンティテッーを失いかけているからです。今こそ公民館は培ったノウハウを発揮すべきだと思います。
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キーワード
まちづくり 教育委員会 社会教育施設 社会教育法
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