トラブルシューター

私の修理・製作体験記(茨城・県西おもちゃ病院・JA7FJP)

PS3故障対応(修理不能)

2018年01月06日 12時48分59秒 | アニメ・コミック・ゲーム

 娘の使っていたPS3が起動しなくなったというので、見てみた。
実は半年ほど前にも同じ現象が発生したが、電源やDVDの抜き差しをしているうちに動作したので、そのまま使っていた。
PS3の故障としては有名?なYLOD(Yellow Ling Of Deathの略)で電源ボタンを押しても電源ランプが黄色点灯→赤点滅となり「ピピピッ」という音が鳴って起動が出来ない症状です。
修理体験記事を探すと、内部のCPU・GPUとマザーボードを接合するボール・グリッド・アレー(BGA)式 ハンダ接合部が弛緩・融解するために故障すると言われている。
ドライヤーで治った(一時的なものも)こともあるみたいでダメ元で試すことにした。
まずカバーの取り外しだが、ゴム足や隠しシールがある(これを剥がすと補償は受けられない)ので、これを剥がしてカバーを外す。

内部には大きなファン(国産メーカー)と放熱フィンが見える。
Blu-rayドライブ、電源ユニット(APS-250)はコネクタ接続で外せるがFPCケーブルは抜き差しに注意が必要)
フィンとCPU/GPUはシリコーングリスが塗布されており、無理に引っ張るとCPU/GPUにさらにストレスがかかるのでジワジワと引きはがす。

CPU/GPUの表面と裏面をヒートガンで加熱してみる。
(やる前からこんなもので半田クラックが改善するとは半信半疑なのだが)
組み立ててみるが、案の定、動作しないので、諦めることにした。
HDDは本体とセットで認識しているので、他のPS3に入れてもデーターは移行されないとのこと。
あとは部品取りにしかならない。
HDDはSATA120GBで、フォーマットしれば転用出来そうだ。

電源出力は+12V/18A、+5V/0.9Aと魅力がある。
このままでは+12Vの出力が出ないので4PナイロンコネクタのPWRSW(裏側から見て左から2番目)に3.3V印加する必要があり、+5Vだも大丈夫だろと+5VSB(裏側から見て左から4番目)と接続してやると12Vの出力が出る様になった。

PS3は主にBlu-ray再生に使っているというので、専用のプレーヤーを正月のお年玉がわりにプレゼント。
パナソニック ブルーレイプレーヤー フルHDアップコンバート対応 ブラック DMP-BD90
ゲームデーターやトロフィーは、壊れてからでは復元不可能に近い。定期的にバックアップしておくことというのが今回の教訓である。

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1 コメント

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温度管理とフラックスが要 (クマノフ)
2018-01-11 14:30:11
BGAの半ボールを溶かすためには温度管理が重要で、200度前後に予熱してから350度前後まで加熱してやる必要があります。
また、事前に液体フラックスを流し込んで半田がなじみやすくしておく必要があります。
PS3ではありませんがルータのBGAパッケージで同様に復活しています。
そもそも半田クラックが生じるような放熱不良の設計がいけないのですが、無鉛ハンダに切り替わって数年の間はノウハウがなくて類似の現象が起きているようです。

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