似たもの同士

※初めての方はこちら「プロローグ」、「このblogの趣旨」からお読みください。

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さて、ここで。

再度ＡさんとＢさんの関係を振り返って見ましょう。


前回のシチュエーションの中で見える両者の特徴は、

Ａさん＝「受け取り下手」

Ｂさん＝「与え下手」

でしたね。

このＡさんとＢさん。

このシチュエーションだけを見ると、「正反対」の性格のように見えますが…


実は、「似たもの同士」なんです。＾＾；


では、解説。


Ａさんは、「受け取り下手」です。

何事も「素直に受け取れない」心の持ち主です。

ですから、

自分から誰かに何かを与えるシチュエーションになると、

「きっと、相手は素直に受け取ってくれないだろう」という、

『自分の物差しによる脳内シュミレーション』を行ってしまいます。

直球型のコミュニケーションが適している場合においても、

「きっと、相手は素直に受け取ってくれないだろう」という『思い癖』で

『変化球型の与え方』を行いがちです。

だから、「受け取り下手」のＡさんは、裏を返せば「与え下手」なんです。


こんどは、Ｂさんを見てみましょう。

Ｂさんは「与え下手」です。

無意識に「何らかの見返りを求める」心の持ち主です。

だからこそ、（無意識の中に）『相手もまた、見返りを求めているはず。』という思考回路があるのです。


ですから、自分が受け取るシチュエーションになると、

「貰う」という行為が、「借り」という解釈になりがちです。

「貰ったから、何かお返しをしなければならない。」となってしまう。

素直に「受け取るだけ」って事ができていませんから、

「与え下手」なＢさんは、「受け取り下手」でもあるのです。


ね。

だから二人は、結局のところ「似たもの同士」。＾＾




この仕組みを理解すると、『類は友を呼ぶ。』という＜波長の法則＞の意味が分かってくるよね。



　 ←受け取り下手の人専用。
　 ←与え下手の人専用。

※結局、行き先は同じです。