空腹

※初めての方はこちら「プロローグ」、「このblogの趣旨」からお読みください。

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車を動かす為には、「ガソリン（燃料）」が必要です。

僕たち（の身体）を動かす「ガソリン」にあたるのが、『食べ物』です。

※ガソリンにも色々あります。レギュラーガソリンだけではありません。安さ重視の激安ガソリン（インスタント食品等）を入れるのも、ハイオク（有機野菜等）を入れるのも、ドライバーの自由選択です。どれを入れても走ります。（ただ、燃費やエンジンに掛かる負担等に違いが出ることを知っておいてください。）


で、

燃料を入れたからといって、車が勝手に走り出すなんて事は無いわけです。

車を動かすのは、やっぱりドライバーの仕事。

車の燃料が満タンでも、ドライバーが腹を減らして動けないのであれば、当然車も動きません。


みんな、結構このことに気付いてないと思うんですよ。「身体＝自分」と思ってる人も多いし。（つーか、こっちの方が過半数なのかもね。）

でもね、どんなにガソリン入れても、ドライバー（魂）の腹は満たされないんだわ。

それなのに、その事に気付かないで、せっせと給油（食事）を続けちゃう人も多いんだよね。ホントは心が満たされていないのに、それを食べ物を摂取することに置き換えてしまっている。（前エントリのコメント欄にもあったけど、予備のガソリンを車に詰め込むと、重量が増して燃費が悪くなっちゃいます。）


ドライバーの腹を満たすのは、別なエネルギーなんだよ。

そのエネルギーの正体は、「愛」という代物。（ホントはこの言葉は使いたくないんだ。でも、適当な単語が浮かばないので、とりあえず「愛」で進めます。）

「愛」が飢渇しちゃうとね（ドライバーが腹減らしてるとね）、「ガソリン」入れても前に進めないんだよ。（以前の僕がそうだったように。）


でさぁ。以前の僕は、このエネルギー（愛）を「もっと与えてくれ！」って叫んでたんだけど…

実は、そこら中にあるんだよね。すでに、与えられている。

そこにあるのに、それに目を向けず、「受け取っていなかった」だけなんだ。

ずっと、長い間、「愛」が何なのかを「勘違い」していた。

勘違いしてたから、目の前にあるにも関わらず、スルーしちゃってたんだ。



（ちょっと、「愛」を辞書で調べてみました。）

あい【愛】

１ 親子・兄弟などがいつくしみ合う気持ち。また、生あるものをかわいがり大事にする気持ち。「--を注ぐ」

２ 異性をいとしいと思う心。男女間の、相手を慕う情。恋。「--が芽生える」

３ ある物事を好み、大切に思う気持ち。「芸術に対する--」

４ 個人的な感情を超越した、幸せを願う深く温かい心。「人類への--」

５ キリスト教で、神が人類をいつくしみ、幸福を与えること。また、他者を自分と同じようにいつくしむこと。→アガペー

６ 仏教で、主として貪愛(とんあい)のこと。自我の欲望に根ざし解脱(げだつ)を妨げるもの。



ずっとね、「愛」は、上記の様な事だと思っていたんだけど…

僕が気付くことができた「愛」の定義は、これらとは、ちょっと違うんですよ。



　 ←スルーしないでぇ～！