過去最大97兆円超 新年度予算で鮮明化した財政規律の崩壊
過去最大の97兆4547億円に上る2017年度予算が成立した。
アベノミクスの息切れで、税収は鈍化。今年度の当初予算より1080億円増にとどまった。高齢化で増え続ける社会保障費をいくら削っても、歳入の伸び悩みを補えない。結局、歳入の3分の1以上に当たる35.3%を国債に依存する苦しい予算編成
安倍政権は支持率を気にして新年度予算では一見、良さそうな政策の旗を振っている。その内実は無軌道な戦費拡大と同じ火の車。さまざまな犠牲の上に成り立っていることを忘れてはいけない。
アベノミクスの大失敗が「未来を閉ざし、縛り上げる」結果を招くことに気付いていない
(以上抜粋)