翁長知事の冒頭発言全文(12月2日、沖縄県庁)
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/74027
私は「建白書の精神に基づき、普天間飛行場の開鎖・撤去、辺野古新基地の建設・オスプレイの配備に反対」を公約に掲げており、オスプレイが使用するヘリコプター着陸帯については、一度も容認と発言したことはない。
政府の姿勢は到底容認できるものではない。
東村高江周辺のヘリコプター着陸帯の存在価値は失われ、この問題は収斂(しゅうれん)されていくものと考えている。
(以上抜粋)
こうした自身の言動への釈明は知事には片腹痛いだろうが、「苦渋の選択」は表現上誤っていたと思われる。県は確かにある種の選択をしているだろうが、むしろ選択できない現状をこそいうべきであって、同時に、ヘリパッド工事の手法、をでなく、工事自体容認できない、というべきであろう。尤も、政治的には大差ないもので、安倍晋三政権の犯罪的手口こそこぞって糾弾することが要求される。苦渋を味あわされているのは県民だ。
[大弦小弦]初の公選主席で復帰後の初代知事を務めた屋良朝苗氏は・・・
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/74024
市民らにとって「容認できない」だけでは済まされない。基地問題で常に真価が問われるのが沖縄の県知事に突き付けられた宿命。「苦渋の選択」は免罪符にならない。(抜粋)