(日曜に想う)国力より「自分」を選んだ国 編集委員・大野博人
http://digital.asahi.com/articles/DA3S13235043.html?rm=150
「日本の軍事強国化だとか、右傾化だとかいう議論はバカげています。だって力を求める国なら、人口動態の問題についてさまざまな解決策を決めるはずです。人口動態の研究者である私からすると、そんな論ははじめから意味がない」
人口が減り、しかも数年でその半分が50歳以上になる国が、軍事的存在感を増せるとは考えにくい
高等教育が発展した今日、「大衆層」とのつながりを失った「エリート層」が生まれ、それが民主主義をむしばみつつある
人口減少と急速な高齢化という試練に直面する民主主義国で、人類学的には「直系家族」に分類される。親子関係の親のような権威を持つ者を軸とした上下の秩序を重んじる社会だ。
(以上抜粋)
これは、安倍一派の軍国主義復活が誤りであるばかりか亡国への一本道だと言っているわけだ。思うに安倍一派は決して広く国民の支持は得られない。従って彼の野心は本丸どころか元の木阿弥的な終わり方をするだろう、立憲民主党は俄作りのように第二党に躍り出たがこれ(護憲的な平和主義)がほぼ確率的には国民的総意であり、そこに成算のない戦前価値復活の国会論議という税金の無駄遣いを繰り返せば、やがて肝心の問題は全て棚上げされ、徒に愚かしい立法がまかり通りその修正にさえ手間取る馬鹿な国に落ちぶれる。