中小企業経営者のための経営力強化情報と、ほっと一息情報のあるブログ

実践する経営助言 開業25年目の税理士が語る

専門家のきらりと光るワンポイントを綴ります。 

中小企業の生き残り作戦 選ばれること その7

2014年09月26日 12時00分00秒 | Weblog

その7 あなたの為の当社はここにいるとPRする。

 

 当社がお客様にとってどんなに良い存在だったとしても

そのことが、お客様に伝わらないと選んではいただけません。

 

当社は 誰の どんなお困りの解決に役立つのか?


 ステップ 1  当社の特徴や強み   100

 ステップ 2  お客様のお困り事   100

 ステップ 3  当社の業務でお役に立てること


上記の作業が終わったうえで、どのように広告宣伝するか?


今一度 売上アップの方程式を振り返ると


( 告知数 × 反応率 × 問合せ率 × 来店率 × 購入率 ) ×客単価


という算式で考えた時に


 どのように、告知数を増やし、反応率を高め、より多くの人に来店・購入

してもらうための作戦を考える基礎としてステップ1から3があります。


 例えば告知数を上げるのに

 ・ ホームページを充実させる ・ポスティングする ・新聞折り込み

 ・ 口コミ作戦など実践する時に役に立ちます

 

 例えば反応率を高めるのに

 ・ 特徴1~30ぐらいは同業者がみんな同じようなことを広告で

   PRしますが、さすがに31~100までに出てきたことは

   かなり特徴的に相手に印象付けることが多いものです。


 ステップ4

   
    ワーク1  同じ地域の中で同業者より当社が選ばれる訳 100


    ワーク2  同じ地域の中で、当社より選ばれている同業者と
   
           当社との違い100


  このワーク1とワーク2を終わらせたら改めて当社のPRを作ってみてください。

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中小企業の生き残り作戦 選ばれること その6

2014年09月24日 12時00分00秒 | Weblog

その6 当社の特徴でお客様の悩みを解決する。

 

ステップ1 当社の特徴・強みを100個書き出す


ステップ2 お客様のお困りごと100個書き出す


ステップ3 お客様のお困りのうち当社の特徴や強みで

       解決出来ることを選ぶ

 

この「ステップ3」で当社のお客様に対して何を強みとして

お取引いただくかがはっきりしてきます。

 

なぜこの作業をしているかと言えばタイトルに戻って

数ある同業者から、当社を選んでいただくための、

布石づくりですので時間を取ってやってみてください。

次回はステップ4で一旦完結です。

 

 

 

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中小企業の生き残り作戦  選ばれること その5

2014年09月22日 12時00分00秒 | Weblog

その5 お客様を知る  お客様のお困り100を考える

 

我が社のお客様は、どんなことにお困りなのかを

100個考えてみましょう。


広い意味でお困り100を考えます。


どんなお困りごとがあって当社の門を叩いてくださるのか?

どんな商品やサービスに期待があるのか?

 

【 行き詰った時の対処法 】


① 一人で考えないで、社内にいる社員さん、パートさんに聞いてみたり

 

② 当社の仕入れ先業者の方に質問してみたり

 

③ 思い切ってお客様に聞いてみたり

 

意外とナイスな解答をもらえることが結構あります。


これが我が社の特徴も同じことが言えます。


お客様に直接、


同業者が数ある中で、なぜ当社を選んでくれるの?


聞いてみると、社長が思っていた、我が社の強みと


違う強みを教えてもらえることがあります。

  

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中小企業の生き残り作戦  選ばれること その4

2014年09月19日 12時00分00秒 | Weblog

その4 自分を知る ②    100個書く理由

 

自分の会社の特徴100書き出すことが出来たでしょうか?

 

10から40個位はすぐ出ますがこれはほぼみんなと一緒です。

きらりと光るものは41個目以降に出てきます

 

 

本気でやった社長さんは特徴40~100の間に


自分の会社をPRする為の最高の材料に気が付く

ことが出来ます。

 

何日かかっても良いと思います。ノートを持って歩いて

 

自分の会社の特徴・強み自慢を100個書き出してみてください。

 


例えば飲食店が以下の特徴を書いたとして皆さんは反応しますか?


特徴1  味自慢        

特徴2  リーズナブル     

特徴3  材料が新鮮


こんなことはどのお店でも一緒ですよね。だから特徴40位までなら

同業者も同じことを売り物にしているし、お客さんは慣れっこでなので

反応はしてくれません。

生みの苦しみで100個だしてみましょう。

                                

 

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中小企業の生き残り作戦  選ばれること

2014年09月17日 12時00分00秒 | Weblog

その3  選ばれるためには 「自分を知る事」 

 

 商売はお客様に選ばれる必要があります。

 数ある同業者の中から、なぜ当社を選んでいただけたのか?

 

 その訳は・・・・・・・

 その訳を知る前にやることがあります。

 

 ミッション1  自分を知る事

 

 自分で自社の「会社の特徴・強みを100個」以上

 書き出してみてください。

 

 たぶん40個位はすぐ書けます。

 そこからパタッと止まって「生みの苦しみ」に入ります。

 

 ここからが勝負です。

 どんな些細なことでも良いので特徴をあげてください。

 

 本気でやった社長さんは特徴40~100の間に

 自分の会社をPRする為の最高の材料に気が付く

 ことが出来ます。

 

 何日かかっても良いと思います。ノートを持って歩いて

 自分の会社の特徴・強み自慢を100個書き出してみてください。

 

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中小企業の生き残り作戦  選ばれること

2014年09月12日 12時00分00秒 | Weblog

その2  選ばれるためのスッテプ1~4


お客様から、他の同業者を差し押さえて「選ばれる」ために

4つのステップがあります。

 

今日は全体像を書きます。

 


★ ステップ 1 ★   自分を知る

  
 → 当社の特徴・強み・自慢を100箇条書き気にします。

 

 

★ スッテプ 2 ★  お客様を知る


 → お客様の目線でお客様の、お困り・要望・欲しいものを

   100箇条書きにします。

 

★ スッテプ 3  ★   お客様にお得を考える


 → お客様のお困りを、当社の強みで解決することが

   出来るというストーリーが出来てきます。

 

★ ステップ 4 ★  お客様にPRする


 → お客様を個々にイメージして個別対応したPRを

   お客様にお届けして選んでいただきます。

 

このステップ1~4の作業をすることによって確実にお客様を増やし

売上を上げることにつながります。


次回はステップ1「自分を知る」を掘り下げます。


お楽しみに。   (^◇^)       

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中小企業の生き残り作戦

2014年09月10日 12時00分00秒 | Weblog

自社の市場を広げてお客様を増やす 

では、どうするか?

同じ商圏のライバルから奪い取ることになっていきます。

 

企業経営は、当然その企業が販売する
   
商品を購入してくれるお客様がいる

市場が必要です。


日本の国土面積は広くも狭くもならないし

人口もなだらかに減少してますが劇的に

変化はしません


それでもお客様を増やそうとすれば

   1 海外に打って出る

   2 国内で合併を繰り返し商圏を広げる

   
どちらも、中小企業にはどちらも一般的ではありません

   
ではどうするかと言えば


3番目の作戦として   

      3 同じ商圏の同業社のお客様が当社に乗り換えていただくこと

こそが生き残り戦略と言えます。

 
つまり、複数の同業者の中から

当社を選んでいただくことが売上アップの

一番の近道です。

ではどうやって選んでいただくのか?


長くなったので次回にします。

 

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事業承継 その20 まとめ

2014年09月08日 12時00分00秒 | Weblog

事業承継 その20 一旦まとめます。


事業承継について20回にわたって書いてきました。

ここで一回まとめてテーマを変えていきたいと思います。


【1】 事業承継の主役は3人

 (1)会社・・・・寿命がないので永遠です

 (2)現役社長・・人だから寿命があります

 (3)新社長・・・育てるのに時間がかかります

 

【2】 現役社長のハッピーリタイアについて

  
 (1)退職金について

 (2)退職後の会社とのかかわりの事

 (3)社長の個人的な相続対策は?

 

【3】 新社長が継ぎたくない会社について

 
 (1) 赤字がいっぱいあり

 (2) 借金がいっぱいあり

 (3) 従業員がみんな年上の会社は継ぎたくないな~~


【4】その他

 (1) 日本の中小企業の社長さんの平均年齢は57歳らしい

 (2) 事業の承継って次期社長が安定するまで平均13年かかるらしい

 (3) そうすると今日まで無防備な社長が事業承継を今日始めても

     70歳までは辞めるに辞められない・・・・・・

 

 →  事業承継を考えておられない社長さんへ

    人には寿命がありますから、今日から始めても早すぎることは

    ありません。

    何から手を付けてよいかわからない社長は、

    今すぐ顧問の税理士先生に相談してください。


    又、事業承継ブログ1~20を読んでみてください。

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事業承継 その19 社運を賭けられては困ります ②

2014年09月05日 12時00分00秒 | Weblog

前回の宿題覚えてますか?


駅から会社まで歩いて12分かかります。

皆さんはこれから、この通勤を10分にして

時間短縮をしてください。

というミッションが発表されたとします。

どうしますか?

 


これが宿題でした。

どんな答えが出てくるのでしょうか?

そうほとんどの人が

「頑張る」とか

「小走りで歩く」とか、


同じような答えになってしまったと思います。

 

ところが・・・

 


大胆にもこの移動時間を、12分から5分に

短縮せよと命令が出たらどうでしょうか?


ここから発想に差が出てきます。

 


歩きでは無理 → 自転車を使う

歩きでは無理 → タクシーに乗る

歩きでは無理 → 駅と会社の間に転居する

そもそも無理 → そんな会社辞めてやる

 

どうでしょうか?

物凄い負荷をかけた途端に「頑張る以外」の

答えが出始めます。


社運は賭けないけど、とても無理という目標を

設定してみてください。

 

たまには「出来っこない」という目標に向けて

達成の為の作戦を考えるのは

別の発想か、全く新しい発想に結び付きます。

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事業承継 その18 社運を賭けられては困ります ① 

2014年09月03日 12時00分00秒 | Weblog

前回、企業経営はホップ・ステップ・一休みが大切で

原則的にジャンプはしないと書きました。

 

それには訳があって、

ジャンプすると足が地から離れてしまい、

もし着地に失敗すると怪我するからです。

 

「社運をかけて」この商品に期待します

なんて挨拶とんでもないことですね。

 

しかし、経営計画や、戦略を練っているときには

ジャンプしてみるシュミレーションも必要です。

 

ここでいうジャンプとは

「思い切った作戦」「冒険的な戦略」等

考えられないほど大胆な事も考えてみるという事です。

 


例えば「駅」から「会社」まで歩いて12分かかります。

本年度はこの12分を2分縮めて10分間で通勤してください。

 

皆さんなら、どうやって2分間の時間を

短縮をしますか?


長くなったので続きは次回です。

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