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障がいのある子どもたちや大人の人たちへの応援エールと、保護者の方への情報提供、そしていろんなつながりができればいいな~♪

全国障害児学級&学校学習交流集会in大阪(2)

2010-01-10 20:52:59 | 日記
今日は、学習交流集会の2日目です。

私は、午前中の講座の1つ「元気にやろうよ性教育」を受け持ちました。

レジメを80部印刷してくるようにと言われていたのですが、部屋は45人位の
席数で、80部いらなかったなぁと思っていたのですが、

来るわ、来るわ、部屋の後ろで床に座っている人も出てきて、入り口の方から
「全体に机をもっと前にしてください。講師の方は、もっと大きい声で話して
ください。」と声がかかり、あわてました。

どんな方が参加されているか手を挙げてもらうと、8割が支援学校でした。

対象生徒は、小学生、中学生、高校生とわりと均等でした。

支援学校(養護学校)、支援学級、小学生や中学生、そして障がいのある
青年向けに行っている性教育について話をしました。

そして、性的な問題もその現象だけを見ないで、その背景にあるものを見て
ほしいと。

そして、その子を丸ごと捉えてほしいと。

地域で暮らして行くには、性教育が必要。
そのためには、小学生、中学生、高校生と積み上げていって、その中で大切な
自分、自己肯定感を育てていってほしい。

そして、自己決定をできるように、自分で決める場を積み重ねてほしいと
話しました。

性教育をしたいと思って話を聞きにきてくれても、さぁいざとなると、指導案は、
教材は・・・となると、実際にはじめるのは大変です。

やりたいと思ったときがはじめどき、そのための参考にと、指導案と教材を
CDに入れてご希望の先生方にお渡ししました。

もちろん「先生方の子どもたちの実態にあうように作り変えてください」と
一言添えてです。

「無料ですか?せめて実費ぐらいとったらいいのに。」

「いいえ、無料でいいです。その代わり性教育をやってくださいね。実施して
くれたら、それでいいのです。」

CDは80枚用意をしたのですが、74枚出ました。
ということは、74人の参加ですね。

会場係の先生が、「“イスが足らないってどういうことだ。”と怒っていた人が、
帰りに、“うれしい悩みでよかったね。”と笑顔で言ってくれた。」と
うれしそうに話してくれました。

たくさんの人が参加してくれるということは、それだけ今性教育をしようと
いう人が多くいるということです。

うれしいですね。

性教育は、行う人の思い1つで、ダメダメの恐怖性教育にもなります。
暖かいやさしい気持ちになる性教育を、ぜひ行ってほしいものです。

失敗だったのは、エイディアル出版の「セクショナリティ43号
 特集:障がいのある人の性と生」の本の用意が少なかったことです。

13冊しかなかったためにすぐに売切れてしまいました。

残念です。

このブログを読んでいる皆様も、ぜひ、お読みくださいね。








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