旅日記

半世紀前の旅日記です。

モスクワの地下鉄の話~モスクワで見た事、思った事

2017-08-10 20:06:03 | 私の旅日記~第2章 ソ連の旅
モスクワで見た事、思った事

*モスクワの地下鉄の話
 モスクワの地下鉄は、全線均一の5コペイカ(20円)、改札を入る時に5コペイカの銀貨を投入口に入れるのである。入れないでそのまま改札口を通ろうとすると、鉄の棒が横から出て来て、改札通路を遮断する仕組みになっていた。大きな駅の何通路もある改札口でも改札係員は一人で、ただその状況を見ているだけであった。改札の合理化はモスクワが最初であろう。叉、全線均一であるからこそ出来るシステムであった。
 改札を入ってホームへ行くのに地下深く(100メートルから200メートル位)エスカレーターで降りて行くのだ。これは戦争の時、市民を守るシェルターの役目をしているとか。ホームは大理石で出来ていて、約50メートル間隔で大きな大理石の彫刻像があった。又、ホーム照明は天井から豪華なシャンデリアが幾つも下っていた。それはまさしく宮殿の中に居る感じであった。ホームに塵一つ、吸殻一つ落ちてないのには、本当に感心した。私は既に5・6回ほど利用したが、何処の駅でも綺麗であった。駅の綺麗さとゴーリキ通りにあるレストランのトイレの汚さは反比例していたが、同じ国営なのに如何してなのであろうか、私は不思議でならなかった。
 又、何処の駅でも案内用電光表示路線図があり、目的地のボタンを押せば利用路線と乗換駅が一目で分るようになっていた。電車内の感じは日本と変わらず、スピードは早く、走行音はうるさくなかった。最前部の運転席には皆、恰幅の良い中年女性が2人乗務していた。その代わり、最後部の乗務員室には誰も乗務していなかった。
 モスクワの地下鉄は、本当に素晴らしく想像以上であった。私は言いたい、『モスクワの地下鉄を乗らずして、地下鉄を語る事なかれ』と。
                               (モスクワの地下鉄の話は終り)

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