『相手に9割しゃべらせる質問術―1対1が苦手なあなたへ』(おちまさと)読了。「対談師」も職業とするTVプロデューサーによる、質問術の本。
内容はタイトル通り。要点は、相手をリスペクト(尊敬)し、理解しようと務めること。これさえできれば、相手が大物でも、(気後れしそうな)初歩的な質問も、ビビることなし。べつに大物相手のインタビューでなくても、ふだんから、上司や取引先の上役など、少し気を使う相手と、積極的にサシ・コミュニケーション(1対1)を楽しもう。そんな内容です。
ちょっと笑ったのが、次のところ。名刺交換から始まる会話で、こんな盛り上げ方が書かれています。おち氏は、話題づくりのため、炭酸カルシウム入りのプラスチック製の名刺を使用しているそうです。名刺交換の後、相手が「へぇ、プラスチック製なんですね」と驚く。それに返して。
(以下引用)「ままヘンな話、それ一枚で缶コーヒー一本ぶんの値段するんですけどね」。などという会話を楽しんでいます。
ちょっと、これは楽しめない会話だと思いますけど……。
P125のオレオレ詐欺に学ぶで、ネタは相手の話しの中にある。これも面白かったです。
軽いタッチだし、活字も大きく、あっという間に読めます。企画の達人であるだけに、簡単にできて面白く効果的なコミュニケーション法がぎっしり。技術よりも、心。まずは相手をリスペクト。技も心も、学ぶこと多し。副題どおり「1対1が苦手な人」は、ぜひ。











