チームMONOKY

山好きのロートル(老頭児)な仲間です。チーム名はメンバーのイニシャルです。

北鎌尾根2016/10

2016年10月14日 | 秋山

   北鎌尾根

山行日 :2016/10/8〜10/12

メンバー:松枝、中山

10/8 竹橋(22:45)ーー中房温泉(6:30)ーー富士見ベンチ(8:30)ーー合戦小屋(9:00)ーー燕山荘(10:30)

登山バス毎日アルペン号を利用し、中房温泉まで行く。雨はパラつく程度だが、悪化する予報だ。3大急登の1つの合戦尾根を順調に登り、途中の合戦小屋でミネラルウオーターを購入する。稜線は風強く雨も激しく降っていた。早々に燕山荘に逃げ込むと、外に出る気がしない。山荘内は客が多く、雨宿り客もいる。大天井ヒュッテまで実働3時間だが、この天気では動けない。喫茶室でコーヒーを飲んでいると近くにいた単独者が大天井ヒュッテまで行くと言っている。勇気ある人だと思う。結局、大天井ヒュッテまで行ったのはこの人だけだった。(翌日大天井ヒュッテの小屋主の話では)。まだ午前中だが天気の回復は見込めないので泊まることにする。松枝さんが予約済みの大天井ヒュッテにキャンセルの電話をすると危険だから来ない方が良いと言われる。夕食時には小屋主による槍ヶ岳山域の成立ち、環境問題のレクチャーがあり、またスイスホルンの演奏もあり、中々のサービスに感心した。

10/9  燕山荘(9:30)ーー大天井ヒュッテ(12:30)

起床すると雨だった。寒冷前線が通過中なので雨が止むまで待つ。9時過ぎると小雨になり、風は強いが大天井ヒュッテに向かう。昼にはヒュッテに着くが、泊り客は我々含んで8名と少なかった。夕食は16時でトンカツだ。早い夕食には訳があり、夕食後17時前に、小屋主が夕陽を見に行くと言う。ついて行くとヒュッテから130m登り小ピークから北鎌尾根に沈む夕陽を見ることが出来る。この小屋主もサービスが良い。ヒュッテでは暑かったせいか夜は眠れなかった。

10/10 大天井ヒュッテ(3:30)ーー貧乏沢降り口(5:00)ーー天上沢出合(7:40,8:00)ーー北鎌沢出合1830m(8:25)ーー左右分岐1930m(8:45)ーー北鎌コル2450m(12:30)ビバーク

今日中に槍まで行くつもりで、3時に起きる。貧乏沢の降り口を見落としビックリ平まで行ってしまう。1時間ぐらい暗闇の中を沢の入口を探すハメになってしまった。ビックリ平から300mぐらい戻りやっと入口を見つけた。これだったら日の出出発でよかったのに。標高差775mの下りが始まる。これが結構大変だった。踏み跡はあるが分断されていて探しながらの下降となる。概ね沢の左側に踏み跡がある。久しぶりの山行でバランスが悪く転ぶこと数回で膝下は傷だらけだ。天上沢に着き朝食とする。小屋の弁当は手の込んだ幕内のような弁当だがどうしたことか喉を通らない。半分食べてしまい込む。天上沢は広い河原で気分がいい。25分歩き北鎌沢出合に着く。出合にはケルンがあり、赤テープもある。テン場がいくつかあり、ここでキャンプすれば、水はあるは流木もふんだんにある、高度も低く快適だろう。前夜はここまで足をのばす手もあっただろう。北鎌沢は幅は広くはないが、開放的で明るい、ひたすら急登が始まった。赤テープを目印に頑張る。休憩で弁当の残りを食べた。北鎌コル手前で沢は左右に分かれる。右股の方が水量は多い。少し右股を登り踏み跡をたどり左股へトラバースする。ここには赤テープなどの目印はなかった。涸れた左股を少し登ると幅が1mぐらいの涸れた中股が現れる。中股を進み最後の数十メートルだが足が動かない。バテバテでコルにたどり着く。この状態では先に進めないのでビバークする事にする。ツエルトを張っていると13時ごろ若いカップルが登ってきた。水股乗越から来たようだ。カップルは先へ進んでいった。5時ごろジフィーズで夕食とし、後はひたすら夜明けを待つ。快晴無風でも外は零下だ。

10/11 北鎌コル2450m(5:30)ーー独標手前2700m(6:45)ーー北鎌平3000m(13:30)ーー槍ヶ岳3179m(14:40)ーー槍ヶ岳山荘泊

明るくなって出発する。稜線通しを進む。松枝さんがルート探索中にハイマツでメガネを飛ばしザイルを出して回収する一幕もあったが、順調に独標基部まで来た。しかしこれからが大変だった。独標は中央バンドの明瞭な踏み跡を進む。途中から稜線へ登り返えせばよいものを、そのままトラバースの踏み跡を辿り大きく迂回してしまった。この巻道の踏み跡ルートは最悪だろう。大きく高度を下げてまた登り返しの繰り返しで、トラバースもガレ場、草付き、浮石など結構ヤバい所もある。アンザイレンしたまま進み、昨日に続きバテバテになって来た。最後のピークを見上げる所でトラバースが嫌になり踏み跡を無視してピークを目指して直登する。長い直登の後やっと稜線に出た。稜線通しで北鎌平に着き、スマホを見ると10日下山予定なので家族は心配している。無事であることのメールを送ってから、最後の槍ヶ岳頂上への岩を登る。

10/12 槍ヶ岳山荘(6:15)ーー槍平小屋(8:00)ーー滝谷出合ーー白出沢出合(9:53)ーー新穂高ロープウェイ駅(11:25,12:55)ーー平湯(13:28,13:50)ーー松本バスセンター(15:15,16:13)ーーバスタ新宿(19:42)

冷たい風が吹いている。飛騨乗越から飛騨沢を下る。草モミジの美しい開けた気分の良い沢だ。槍平小屋は閉まっていた。少し休んで石敷きのゴロゴロした道をひたすら歩く。白出沢出合で石造りの水場で給水する。錫杖の岩場を眺めながら新穂高ロープウェイ駅に着いた。ロープウェイ駅のレストランでブラックラーメンを食べる。日帰温泉に行くが今日は休館日だった。ホテル穂高は13時以降しか入浴できない。風呂は諦めバスを乗継いで松本バスセンターから高速バスで新宿に向った。了

     

     

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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