会津の鋸鍛冶屋です。目立てを習得して頂きたく、Youtubeに目立て関係の動画をアップしています。お目通し下さい! 

目立てを身に付けたい方に仕事場にて実習支援しています。勿論、無料。
メールからの日程調整を致しましょう。

鋸のアサリ出し。其の一

2017年08月31日 17時28分32秒 | インポート
"鋸のアサリ出し 其の1。準備編" を YouTube で見る

動画の鋸は、刃渡りが 1尺3寸もあるので当然、1本1本の目の粗さは粗いので槌を正確に当てるのは容易ですが、両刃鋸のように、細かい目になると、1mm違いで叩いてはならない隣の目に当たってしまいます。
それを避ける為に姿勢を安定させてから開始します。
その辺迄を、先ずは御覧下さい。

アサリ出し動画をYoutubeにアップ

2017年08月12日 10時32分15秒 | 日記

鋸の目立てを自分で施す人を支援する日々の中、

これまで写真のみをHPに載せていましたが

当こうばを訪れて下さった人が、アサリ出しを目にすると

決まったように「おぉ!」とか「あ~ぁ」等の発声が有ります。

せめて「映像を見て貰えるようにしたい」と

三脚とデジカメ設置、ピント合わせ,,,,,,

独りでは容易ではありませんでしたが、楽しくも有ったのは

撮影後の画像編集でした。

まだまだ不満がありますが、ご覧下さい。

クリックでアサリ出し動画へ


刃を研いだが上手く出来ないので,,,,,,,,

2017年08月09日 08時07分32秒 | 日記

 

古い竹切り鋸を研いだが、変な形になっていることに気づいた!

やっぱり、本職に依頼すべき

,,,,,,,,と 電話で確認後、鋸を送って頂いた。

 元部

 

中央部アップは下の写真

自身でヤスリを使い、目の形を壊している。

上目を摺る際に、目の高さを一定に出来ず

浅いところと深いところが在る。

この状態から先ず最初にやることは、

「摺り床が浅い部分を周囲の太さを一定にする意識を

持ちつつ、深く摺り込みます」

裏側も同様にします。

ある程度、進めた処で「ひっこき」をして短くなっている目の

先端までヤスリが当たり、全体が平らになった事を確認します。

この時点で、目の深さは最初に見た常態の半分以下

深さになっています。

先端が細い!となっている目は、上目摺りで摺り過ぎた目

上手く上目摺りが出来ていた目の先端は ,,,,,,

とんでもなく 太くなっています。

この状態から、修正しつつの「目造り」スタートです。

 

裏から、表から

一気に一本ずつ終わらせないで、少しずつ進めます。

根気良くヤスリ使いをしていれば、 やがて

終了します!

竹を試し切りしましたが、上出来でした!

竹細工をされている依頼主さんの

役に立てることを信じて納品です。