犀川の河川整備を考える会

犀川の辰巳ダム建設を契機に河川整備を考え、公共土木事業のあり方について問題提起をするブログ。

辰巳ダム>捏造された洪水、東岩取入口は残ったが(その22)

2017年01月22日 | 辰巳ダム
(1994年:辰巳ダム建設促進期成同盟会の設立)
 少し、時間を戻す。
 1994年(平成6年)、石川県の辰巳ダムの早期完成を目指し、地元県会市会議員などで構成される「辰巳ダム建設促進期成同盟会(会長:金沢市長)」が設立された。ちなみに、ダムが完成した2012年(平成24年)度末に解散した。
(1994年:辰巳の会の設立)
 ダム建設に反対の立場の人たちは、「兼六園と辰巳用水を守り、ダム建設を阻止する会(辰巳の会)」を設立して対抗した。県内の自然保護関係の15団体に参加を呼び掛け、団体の長を理事に迎えて、辰巳ダム問題に対処するための体制を整えた。
ダム反対のために会を設立した人たちは、辰巳ダム問題を石川県の環境問題の象徴として取り上げるように動いたが、会全体で一致した協力を得ることには成功せず、うまく機能したとはいえない面があった。
(1998年(平成10年):共有地運動(第二次))
 しかし、成果としては、1998年(平成10年)に、共有地としての土地の提供を受け、辰巳の会の中に下部組織として「辰巳ダムを止める土地共有者の会(事務局長:碇山洋)」を作り、98年10月、辰巳ダム建設計画を阻止するための共有地運動(第二次)を開始。呼びかけ人は、五十嵐敬喜さん、宇井純さん、高橋治さん、宮本憲一さん、山下弘文さんの連名で。1998年~2000年にかけて。第一次の共有地運動は、1984年頃から。
 詳細は、以下のURLで。
http://www2u.biglobe.ne.jp/~saigawa/981001.html
(つづく)
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