犀川の河川整備を考える会

犀川の辰巳ダム建設を契機に河川整備を考え、公共土木事業のあり方について問題提起をするブログ。

辰巳ダム>捏造された洪水、東岩取入口は残ったが(その43)

2017年05月17日 | 辰巳ダム
土地収用法の事業説明会

 2007年(平成19)年11月15日突然、新聞紙上に石川県知事名の「辰巳ダム事業説明会の開催について」という公告が掲載された。
土地収用法第15条の14の規定による「事業説明会」で、特定行政庁(北陸地方整備局長)が事業認定処分をするために必要な最終的な法手続である。
 各地権者に対して個別に説明と協力をお願いしてきた上で、最終的に全部の地権者に漏れなく説明を尽くしたという形を整えるものである。誠意と法律で求められていることをすべて行ったこと、それでも用地交渉が難航し、必要な土地を取得することができないので、土地収用法に基づく強制的な収用をするために、北陸地方整備局長に事業認定処分を求めるための手続きである。
 10日後の2007年(平成19)年11月25日、「辰巳ダム事業説明会」が石川県文教開館で開催された。
事業認定処分が下される前に、法的に義務づけられたイベントであり、相手の言い分を聞くような段階の場ではなく、事業者は質問を受け付けるものの、中身はなくてどうでもいい食べ滓のような回答に終わるので、怒号に包まれた険悪な雰囲気の場となった。とは言っても、過激派による闘争とは無縁であり、事業説明の責任者が裏口から退散したのはみっともなかった。あらかじめ、中央の専門のコンサルタントにイベントの企画を依頼しており、トラブルをさけるためということでそのような段取りが立てられていたようだ。

まさに茶番! 事業説明会の様子
 
 事業説明会開催の3日後、2007年(平成19)年11月28日、待ってましたとばかりに、北陸地方整備局長が土地収用法第20条による事業認定処分を下した。
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