貧しさの話~ボンベイの旅

2017年05月12日 | Yoshiの果てしない旅 第10章 インドの旅

*貧しさの話
 バラックの家々に住んで居る多くのインド人、数多くの路上生活者や乞食で溢れている街。そんなインドがいかに貧しいか、いかに厳しいか。“国連食料農業機構”(FAO)の統計(1973年現在)で次の様に報告されていた。
 1日1人の最低必要カロリー1900カロリーに達しない栄養不足を調査した所、86カ国の開発途上国で5億1,000万人が栄養不足状態。この内インドが何と2.5億人以上を占めていたと言う。インドの人口7億だから10人中4人近くは栄養失調なのだ。
 世界銀行によると、インド人の年収は平均226ドル。全体としては「絶対的貧困」を免れているが、全人口に於ける5分の1弱の都市人口が総所得の半分を占めているので、残りの5分の4強の人達は極端に貧しいのだ。要するにインドでは、極端に金持ちの一部の人間と極端に貧しい多くの人間が存在している訳だ。
 従って、貧しい労働者の平均1日の稼ぎは、2ルピーから良くて3ルピーなのだ。1ルピーの有り難さ、その価値、故に1ルピーの攻防があちこちで起きるのも当然であった。そんな訳で、“1ルピーとその価値の話”で述べた様に、「たかが1ルピー、されど1ルピー」なのであった。
                          (貧しさの話は終り)

『海外旅行』 ジャンルのランキング
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 路上生活者や乞食の様子とカ... | トップ | エレファンタ島の石窟寺院見... »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿


コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL