オーストラリア人気質(開拓民魂が生きる『マイトシップ』)の話~オーストラリア大陸横断ヒッチの旅

2017年06月16日 | Yoshiの果てしない旅 第11章 オーストラリアの旅

*オーストラリア人気質(開拓民魂が生きる『マイトシップ』)の話

 18世紀に始まったこの国の開拓は、決して生易しいものではなかった。過酷な気候風土の中、個人や家族など少人数では、とうてい開拓を進める事等、出来なかったはずである。その様な状況下、見ず知らずであっても荒野で出会った時には助け合う、そうしなくては、人は生きて行けなかったのだ。

 『助け合う』と言っても荒野での事、再び出会うことなど、まずあり得ない。お返しの助けを期待するのは、無理な事だ。しかし、いつか何処かで困った時に、全く別の人に助けられる事だって、あるかもしれないのだ。開拓を志す人々にとって、それこそが『助け合う』と言う事が、生きるうえで大切な事であったのだ。要するに、人は荒野に於いて、他の人に優しくなれないと、生きて行けないのだ。

 開拓民にとって荒野で出会う人は、“Mate”(『マイト』と言って、同士、仲間、友人の意味)であり、開拓民の“Mateship”(仲間意識・相互扶助精神)が、今現在に於いてもオーストラリア人の心の中に脈々と生きているのだ。                     

 ウィットン~チャールヴィル間で、私が乗ったノーマンの車が故障(パンク)した時、他の車が皆止まって心配していたし、私が荒野で1人ポツンとヒッチしていた時、仲間意識で乗せてくれたのであろう。私が無事にシドニーに着けたのも、オーストラリア人気質の“マイトシップ”(これはオーストラリア語で、英語では『メイトシップ』と言う)のお陰なのかも知れません。

                                    (オーストラリア人気質の開拓民魂が生きる『マイトシップ』の話は終り)

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