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ジャガイモの収穫作業~キブツの生活

2017年03月20日 | 果てしない旅 第8章 イスラエルの旅

・昭和43年12月15日(日)晴れ~23日(月)晴れ(ジャガイモの収穫作業
 7時前に起き、食事をしてからジープに乗ってジャガイモの収穫作業に行った。9人も一緒にジープに乗るので、ぎゅうぎゅう詰の状態であった。
 ジャガイモ畑は広く、そして、その向こうは、木一本もない半砂漠の小高い山並みが幾重にも連なっていた。ジャガイモ収穫作業は、キブツ人が大きなトラクターを運転し、掘削機見たいな機械でジャガイモを掘り起こし、振いに掛けてベルトコンベアーで運ばれて来たジャガイモと共に泥の塊や石ころが混ざって来るので、我々の作業は左右に分かれ、その泥の塊や石ころを手で取り除く作業であった。そしてベルトコンベアーの先に麻袋が設置されていて、ジャガイモだけが袋の中へ入って行く様になっていた。従って、我々が手を抜くと、泥の塊や石が混ざってジャガイモ袋に入ってしまうので、機械とベルトコンベアーが動いている間は、手を休める事が出来なかった。
 いずれにしても、荒地・砂漠化した土地を開墾し、最近ジャガイモ畑にしたらしく、石がまだたくさんあった。畑そのものもが、まだ充分耕されていない状態であった。作業は、中腰の前屈みの状態でするので腰が疲れ、又、作業を半日しているだけで、顔が土埃で真っ白になってしまった。11時近くになると、私はお昼が待ち遠しかった。
 お昼は一端キブツへ戻り、手や顔を洗ってから昼食を取った。労働をしていると食事や休憩時間は、尊いものであると感じた。今日の昼食は、ハムカツにライスが出た。午後の作業は、1時から始まり、終りは3時半から4時頃であった。一日の労働が終ると、ホットする。
 それからここ1週間、作業内容は変わらず、ジャガイモ収穫の泥石の取り除き作業であった。天候は毎日、良い天気で、温暖な気候であった。12月中旬になっても日中は裸になっても寒くなかった。
 午前10時と午後2時の休憩の時は、仲間との語らい、或いは、ふざけ合うのも楽しいものであった。又、畑の真ん中で裸になって寝そべり、澄み切った空を見上げると、スカッと感じた。
 我々がそんなノンビリした状態であっても、警戒態勢なのか、上空には複数の戦闘機がいつも飛び交っていたし、遠くの方で時々砲撃音が聞こえていた。国境周辺では、緊張が続いているのか、そう思うとここは大丈夫なのか、チョッピリ不安であった。
 23日(月)の夜、フランクとピンポンをして過ごした。部屋に戻ったら、キブツから有り難い事に、クリスマス・プレゼントとして各自1本、ブランディーが支給された。

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