1ルピーとその価値の話~ニューデリーの旅

2017年04月22日 | Yoshiの果てしない旅 第10章 インドの旅

*1ルピーとその価値の話

*1ドルは360円、1ドルは7.3ルピー、1ルピーは約49円、1パイサは49銭 ・日記を書くに当っては、公式レートで表記した。*闇両替レート~1ドルは9.25ルピー、1ルピーは約39円、私は闇両替屋を利用していた。

 

 インドは、“人口6億人以上”(実際には統計されない、出来ない人々が居て、7億とも言う)の人々が住んでいて、凌ぎを削って生きていた。そこには、『人を騙す様な行為』が蔓延し、色々な場面・場所で激しいお金の遣り取りがあった。従って、『1ルピーの攻防』は、インド滞在中、常にあった。

 付け加えるが、『人を騙す様な行為』と言ったが、実際にこの言い方が、本当に正しいとは思っていない。『商品』と言う物の値打ちが政府によって統制されてない、若しくは、需要・供給のバランス関係がなく、値段が決まってないインドに於いて、商品の値段は、売り手の値のまま買い手がその値で買えば、それまでだ。買い手は、実際の物の価値を分からないが、お金を払えば『買い手は、その価値があった』と判断された。しかし、買い手が売り手の値で納得しなければ、そこから個々に値段交渉が始まるのであった。
 統制され決まった値段であっても、売り手と買い手によって値段が変化するが、鉄道やバスの運賃は、決められた通りであった。しかしタクシー、リキシャの運賃は、制度上決まっている様だが、何処の国でもあるように法外な、或は、ある程度の値段を吹っ掛けて来るのが彼等のやり方であった。
 インドの1ルピーは、彼等にとって大変価値ある金額であるし、勿論、我々の様な貧乏旅行者にとっても価値があった。例えば、1ルピーあれば大抵の事が出来た。1ルピーで“食事”(駅弁は1.5ルピーから)が出来、チャイも3~5杯飲め、バナナは1房買え、リキシャなら2キロ位、バス・列車にも乗れ、地方のドミトリーにも宿泊出来た。1ルピーとは、価値ある金額であった。
 インドの一般的な生活感覚で行くと、1ルピーは日本の500円前後の価値があった。従ってインドに来て、『1ルピーがどの位の価値で使えるか』と言う事で旅の仕方が違って来るのであった。そんな理由で、『たかが1ルピー(49円=公式レートor39円~闇レート)、されど1ルピー』なのだ。私も、『郷に入れば郷に従え』の格言の通り行動も、そして、考え方もインド方式に近づかなければならなかった。
                    (1ルピーとその価値の話は終り)

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