中瀬地域は伊賀市市街地域の東部に位置し，中央を東西に服部川が流れ，川北地域（寺田地区，南寺田地区，高畑地区，羽根地区）と川南地域（上荒木地区，下荒木地区，西明寺地区，荒木団地地区，荒木ヶ丘地区，南西明寺地区）の１０地区があり，東は山田地域，西は伊賀市市街地域，南は友生地域，北は府中地域に接しています。
昭和の合併施策により昭和25年12月26日に旧中瀬村が旧上野市と合併し，53年間上野市として歩んできました。
現在中瀬地域の総面積は9.36平方キロメートル，そのうち210haの農地を有し，服部川の豊富な水を利用し，米作，園芸，果樹を中心とした農業と自営業が営まれる7地区と勤めを中心とした3地区で構成されています。
平成17年7月現在の人口は3290人，
世帯数は1267世帯となっており，年代別の人口比率で見ると65歳以上の人口が17.6％と高齢の比率が高くなってます。
また，国分寺跡，磨崖仏，荒木又右衛門などの史跡，服部川，岡山公園などの自然環境に恵まれているとともに，伊賀市文化会館，サンピアといった文化施設も揃っています。中瀬地区では，50年以上に及ぶ「中瀬地区区会長」によって地区運営が行われてきた歴史があります。
地区行政，地域行事全てに区長会中心に実行推進され地区の発展につなげてきました。今後は，この区長会と自治協議会が両輪となって，住民自治をすすめていくことが大切です。
