只の道…淡々と歩く

無いものを在るとする…ゆくゆくは苦悩となる
無いものは無いのです。

普通に暑くてだるいと来るのは思考です、体を休めましょうね。

2017-07-27 09:07:26 | 日記

私(思考)は、これでいいのだろうか・・
あれでよかったのだろうか・・と考えるのです。

しかし、ここから先は「思考の迷宮」になります。

考えること、思うことには、問題も答えもありません。

どんなことでも良いも、悪いもありませんので
どれだけ考えても「答え」」は出てきません。

そもそも問題は私(思考)が考えたことだからです。
つまり、問題を創り正解を探す幻想ごっこをやっているのです。

ですからどうやってもエンドレスですから、どうすることも
出来ず「思考の迷宮」という苦悩に落ちいるのです。

では落ち着くには、何も“無い”ところに入れば
いいのです。

肯定することも、否定することも無いところ
本当の安心とは、「安心と不安」が無いところ
本当の幸せとは、「幸福と不幸」が無いところ
本当の自由とは、「自由と不自由」が無いところ
本当の愛とは、 「私もあなた」も無いところ

何も無い”とは、頭の中で勝手に妄想する「思考癖」が
“無い”ということです。

頭の中で「在る」とするものは、それは真実では無く、
すなわち幻想だからです。

そもそも宇宙、大自然、神仏、真の自分は
“何も無い”のです。すなわち“縁と無常”ということです。

雨が降れば雨との縁、雨が降れば傘をさす縁、
雨が止めば傘をたたむ縁、このように縁は無常に
流れているのです。

それは頭への勉強の詰め込めで来るものでなく、“只なる実践”の
持続からくる感覚です。