只の道…淡々と歩く

無いものを在るとする…ゆくゆくは苦悩となる
無いものは無いのです。

5月に入りました。これは私(思考)の世界で事実は今ですね。

2017-05-01 09:07:55 | 日記

例え話にありますが、大きな像が小さな杭に繋がれています。

小さな杭は、私でも力を込めれば引き抜くことができます。

なぜ5トンも体重がある巨象は、引き抜くことが
出来ないのでしょうか。

それは生まれて間もない頃から、引き抜くことができない
同じ杭に繋がれていたからですね。

何年も繋がれて巨象になっていても、固定観念になっていれば
その小さな杭を引き抜くことができない状態になるのですね。

でも巨象は固定観念がなければ、小さな杭を引き抜く
ことは超簡単ですね。
これは紛れも無い事実です。

そしてこのことは私(思考)も同様です。
幼少の頃から名前を〇〇ちゃん、〇〇ちゃんと
呼ばれ続けられたから、〇〇ちゃんになったのです。

ですが生まれる前から〇〇ちゃんではなかったのです。
つまり幻想になったのです。

「そりゃそうよ」とわかるのですが、しかし事が変わると、
約0,01秒で事実に変換する技術を構築したのです。(笑)

また「善悪」が無いにもかかわらず、善い事と悪い事に
分別する癖をしっかり身に付けたのですね。

真実の大自然に「善悪」が在るはずがまったく“無い”のです。

ですから、「在る」とするものすべては、頭の中の
過去の「思い込み」ということです。

繰り返し述べていますが、“今この瞬間・無思考”が
事実ですね。

ここに“目覚める”ことが、生きてきた目的では
ないでしょうか。

それは今、今、今と只、幸福で生きるのです。
そして、私(自我)を連れ添わない生き方です。

考えや思いと離れれば、絶対的な豊かで安らかな
境地になります。

苦悩等の無い、穏やかで和やかな清純とした
真の自分”で人生を謳歌してくださいね。