なかねの医学的研究日記

医学・生物学研究者のなかねが色々語るブログ。

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花粉症の季節。

2005-02-23 23:31:48 | 科学
そろそろやってきますね。黄色い悪魔が。
今年の関東地方のスギ花粉飛散開始時期は2月10日だったのですが、どうやら少し遅れているようです。
でも、今日は風も強かったし、気温も上がったので、いよいよ花粉到来かという感じですね。
噂によると、今年は観測史上最高の飛散量になるかもしれないと。

僕も、花粉症です。というか、アレルギー体質です。
毎年、この時期はひどい症状が出ます。鼻水、鼻づまり、くしゃみ、目のかゆみ、皮膚のかゆみ、全身倦怠感・・・
今年も、ここ一週間で目のかゆみが出てきましたし、皮膚のかゆみも出てきました。
自分が花粉センサーになった気分です。

今、いろいろな民間療法というか、花粉症対策の情報があふれていますね。
甜茶がいいとか、ヨーグルトがいいとか、シソがいいとか。
僕も、ここ一ヶ月ぐらい毎日某メーカーの乳酸菌飲料を飲んでいます。
と、今回はこういう話ではなく、もっと医療的な話を。

ちなみに、僕は医者ではないので、責任はもてませんということを前置きして・・・

医療者向けに出された雑誌に花粉症対策のコーナーがありました。
1999年に出されたようですが、「鼻アレルギー診療ガイドライン」というのがあります。
最近は、花粉症もこのガイドラインに従って診療している医者が多いみたいです。
もちろん、これに従わなければならないというわけではないですが、
流行というか、基本方針というか。
これによると、第二世代抗ヒスタミン剤と局所ステロイド点鼻薬の併用を花粉飛散開始1ヶ月前から始めると、シーズンが本格化しても症状を有意に軽減できるということです。
なんのこっちゃ?と思った方も多いかもしれませんが・・・
第二世代抗ヒスタミン薬とは、ヒスタミンというアレルギー反応を引き起こす物質を抑える薬です。
第二世代があるということは第一世代もいます。何が違うかっていうと、効果が高い。
あとは副作用としての「眠気」が少ないです。
ヒスタミンは覚醒にも関与しているので、それをブロックしてしまうと眠気が起こるというわけです。
ちなみに、市販されている「ドリエル」という睡眠改善薬はこの副作用を利用しているといえます。
ステロイドは物質の名前です。ステロイド骨格という化学構造をした一連の物質を指します。元々我々の体の中にある物質で、さまざまな作用があります。
アトピー性皮膚炎の治療によく使われていて、副作用が社会問題になったこともあります。
抗炎症効果が高く、使い方さえ間違わなければよい薬だと思います。
まあ、細かい話はし始めるときりが無いので・・・

というわけで、これら2つの薬の併用がいいらしいです。
しかし、今は、もうシーズン直前。今からでは間に合わないかもって思われるかも。
でも、多分効きます。ないよりは全然ましだと思います。
なぜならば、症状が出てから病院にいっても、基本的にはこれらの薬が出るはずですから。
というわけで、ある程度処方されるパターンは決まっている(それぐらいしかない)ということですが。
というわけで、直前にはなりましたが昨日医者に行って処方してもらいました。
ちゃんと、「第二世代抗ヒスタミン薬とステロイドの点鼻薬をくれ」とリクエストして。
ほんとは薬の名前も指定にすればよかったのかもしれませんが、調べていくのを忘れました。
しかし、理解のある医者でないとあんまりこちらから指定では嫌がるかもしれませんね。
くれぐれも喧嘩なさらないようお気をつけください。




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2 コメント

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『お互い頑張りましょうね』 (さにぼー@栃木)
2005-02-25 11:48:45
こんにちは、「魔法の洗面器」blogのさにぼーです(笑)黒いカビが出てきません・・・けっこう効果があります。



ボクも花粉症・・・小学4年ごろからですから、人生の半分以上は花粉症と共に過ごす春・・・うちの県には日光杉並木があったりして。今年は早いうちから薬を服用して準備万端!チュアブルタイプなので、口に入れるとすぐ溶けて飲みやすいです。
さにぼー様。 (nakane)
2005-02-26 00:31:26
あの洗面器、効果ありましたか。

すごいですねえー。

ああいうのをユニットバスにあらかじめ組み込めたらいいですね。

僕も、花粉症歴はもう20年以上・・・

お互い頑張りましょうね!





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