解剖学

2007年4月から

解剖実習4のために

2007-04-12 08:50:34 | Weblog
広頚筋は下顎骨から起こり鎖骨下部で胸の皮膚に付く。鎖骨上神経によって貫かれる。顔面神経支配。

広頚筋を貫く鎖骨上神経は頚神経叢の枝。

胸腹壁静脈は腋窩静脈へ注ぐ。腋窩から側胸部を下走し、腹壁の皮静脈と吻合する。

浅腸骨回旋静脈は鼡径靱帯に沿って走り大腿静脈ないし大伏在静脈に注ぐ。

肋間神経は胸神経の前枝で筋枝・外側皮枝・前皮枝に分かれる。

腋窩リンパ節は上肢、肩甲部、胸壁、乳腺の一部からリンパ管を受け鎖骨下リンパ本幹に入る。

橈側皮静脈は前腕の橈側、外側上腕二頭筋溝、三角筋胸筋溝を通り鎖骨の下で腋窩静脈に注ぐ。

尺側皮静脈は前腕の尺側、内側上腕二頭筋溝を通り上腕の下部1/3で上腕静脈に注ぐ。

肘正中皮静脈は橈側皮静脈と尺側皮静脈とを連結する。

大伏在静脈は伏在裂孔を通って深部に入り、大腿静脈に合流する。

伏在神経は大腿神経の枝で、内転筋管を貫いて皮下に出る。

伏在裂孔は大腿筋膜にある卵円形の穴で大伏在静脈が通る。

浅鼡径リンパ節は鼡径下部の皮下結合組織中にある。