失われたメディア-8cmCDシングルの世界-

50円とか100円で叩き売られている8cm CD singleを見るとついつい買ってあげたくなることはないか。私はある。

「ウォンテッド/ザ・コスト・オブ・ラヴィング」 ザ・スタイル・カウンシル 1987年

2010-09-16 | 
"WANTED" THE STYLE COUNCIL

スタイル・カウンシルのオリジナルアルバム未収録シングル。オリジナルシングルは1987年リリースで、この8cmは1988年2月25日発売。

①ウォンテッド WANTED
(Weller/Talbot)
ほとんど印象残ってなかったけど、80年代ホワイト・ソウルとして十分なクオリティを持った佳作。これを普通にアルバムの2曲目とかに持ってくれば、その後の評価も違ったんじゃないか。でもポール・ウェラーはそうしたくなかったんだからしょうがない。人気に陰りが見えはじめた3rdアルバム『The Cost of Loving』(1987)のすぐ後にリリースされた未収録曲だけど、ベスト盤で普通に聴けるので大丈夫。
「Wanted Or "Waiter, There's Some Soup In My Flies"」って長いタイトルもあるみたい。訳せば「兄ちゃん、ワシのハエにスープ入っとるやないけ!」って感じ?おしゃれなレストランジョークってか。

②ザ・コスト・オブ・ラヴィング(ヴォーカル) THE COST OF LOVING(Vocal)
(Weller)
下に敷いたオレンジジャケが、45回転2枚組のアナログ盤『The Cost of Loving』。このLPに収録されているのがロックバンド・ヴァージョンとすれば、このシングルトラックはアンプラグド・ヴァージョン。ウェスト・コーストのフュージョン・バンド的なエコーをかけたアコギのイントロから、打ち寄せる波のような緩やかなピートに乗せ、最初は静かに、やがてエモーショナルに盛り上がるポールの歌声。こちらはちょっとレアトラック。

定価1000円、中古で50円。
王子様と従僕。ミックには失礼だけど、どう見てもそうとしか思えないビジュアル。それだけで、ミックは必要以上に(?)人格者に見えてしまう。

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2 コメント

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Unknown (祥)
2010-09-17 01:19:11
わーお、コレ、ホントーに大大大好きな曲です!ポール王子が、初期田島のビチッとした髪型でキメキメで歌っている動画が確かYouTubeであったハズですよ。勿論ミックは従僕として、いい表情でプレイしてました。
そーなんだよねー、3rdアルバム、実は結構好きなんだけど、人気下火の印象しかないと友達に言われ、がっかりしてましたが、そっか、この曲はその後かー。フツーにベスト盤で聴いてたのでそれ聴いて不思議な感じします。A面2曲目のニオイするよね。

>「兄ちゃん、ワシのハエにスープ入っとるやないけ!」

ハハッ、王子ってば!しかし2曲目、気になるなー。スタカンって、12インチとかシングルのB面がめちゃくちゃ良かったりして(貸レコ屋で借りたので手元にはないが…泣)、ああ、どうしてスタカンを想うと胸がこうキュンとするんだろうね、師匠。
Unknown (nakamura8cm)
2010-09-18 01:49:02
おーキャリアの中では地味めなシングルなので、祥さんがそこまでZOKKONとは!
3rdはねえ。クールな「It Didn't Matter」のあとの2曲目がいきなりあのファンクで、相当散漫な印象になるんだよねえ。いい曲もあるのに、それがいい位置に収まってないっちゅうか…
やっぱセカンドまでと比べるとコンセプトが揺らいでるのは明らか。でも優れたバンドってそういうものかも。

2曲目、いいよ~。シングル以外ではボックスセットでしか聴けないのかなあ?

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