失われたメディア-8cmCDシングルの世界-

50円とか100円で叩き売られている8cm CD singleを見るとついつい買ってあげたくなることはないか。私はある。

「瞳のささやき」 ローラ・フィジィ、秋吉久美子 1992年

2017-04-18 | 
"Don't It Make My Brown Eyes Blue" Laura Fygi 1991

カヴァーと日本語カヴァー。

ローラ・フィジィ盤。1992年4月25日発売。

①瞳のささやき Don't it make my brown eyes blue フジテレビ系ドラマ「さよならをもう一度」テーマソング
(Leigh)
オリジナルはCrystal Gayle、1977年。カントリーヒットをオランダ人女性シンガーがジャジーにアレンジ。シャーデーというより八代亜紀似のハスキーヴォイスで余裕の歌唱を聴かせるローラさん。ラウンジが似合うアダルトミュージックに仕上げた。石田純一と秋吉久美子の大人の恋を描いたドラマに使用され、ちょいヒットしたのかな?日本以外でシングルカットされたのかは不明。

②キャン・イット・ビー・ダン Can it be done
(W. Tee)
①とは対照的にぐいぐい盛り上げていく。クールなギターソロで美しく幕を閉じる、アルバム『Introducing Laura Fygi』(1991)のラストナンバー。

定価930円、中古で200円。
アルバムジャケットと同じ女優然とした写真。


秋吉久美子盤。1992年7月5日発売。

①瞳のささやき Don't It Make My Brown Eyes Blue
作詞・作曲:Richard Leigh、日本語詞:石川あゆ子、編曲:羽毛田丈史
秋吉久美子は70年代にアルバム2枚とシングル1枚を残し、その後は沈黙。2枚目にして14年ぶりのシングルがこれ。ドラマの主演女優がテーマソングを日本語カヴァー。ちょいハスキーなのが唯一の共通点の、同世代の女性シンガー(秋吉がひとつ上)の曲をなりゆきで歌っちゃった雰囲気。アンニュイ女優に歌唱力なぞ誰も期待しない。典型的女優歌唱と言えそうな、微妙な歌が聴ける。アレンジはローラ・フィジィ盤をなぞっていて、テンポも尺もほぼ一緒。石川あゆ子の日本語詞はかなり訳詞に近い内容。「茶色い瞳さえ 蒼く変わりそう」なんて、ちょっとそのまんま過ぎだし、語呂も悪くて歌いづらそう。原曲ではタイトルが3回繰り返されるサビは「どうして行くの どこへ行くの どうしても行くの?」と「Don't」を意識して頭を「ど」で揃えている。最後の最後は「どうでもいいけど…」と文脈的には主人公の未練を感じさせるライン。秋吉久美子が歌うと本当にどうでもいい感じに聴こえるのはさすがと言うべきか。

②ロングタイムを聴きながら Out Of Sight, Out Of Mind
作詞:Colin Scott、作曲:Albert Van Dam、日本語詞:石川あゆ子、編曲:羽毛田丈史
こちらもアルバム『Introducing Laura Fygi』(1991)収録曲の日本語カヴァー。打ち込みサウンドに漂うような歌唱。意外と悪くない。

③①のカラオケ

定価930円、中古で300円。
横型の右半分にソフトフォーカス久美子。コンパクト化したら表には字しか残らない。

秋吉久美子は昨年初コンサートを開催したんだって!
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