NRF作業日報

今日はこんなことしましたみたいな絵日記です

燃えた~~~

2008年08月29日 19時02分54秒 | ドイツ車
お盆休みを終え21日からバタバタいそがしく
休み明け初ブログになります

お盆明けは
RX-8のアライメント2台
RX-7のエンジンスワップ
ポルシェのペタル加工
チューニング相談、数件
車検が6台
他に修理、点検入庫多数

バタバタの中でも
1番のうげっ!!
BMW 740i(E38)の
電気系が燃えた!!!"です

朝からお客さんがHelpの電話
数ヶ月前にルームランプの球を触ったらヒューズが飛び
家族と旅行に出かけるのにルームランプが点いた方がいいかと思いヒューズを入れたら
セキュリティーアラームが鳴り出し
エンジンも掛からなくなり
どんなことをしても解除できないと言う事で
お客さんの元に直行することに

車に乗った瞬間、なにやら臭い・・・・
配線が熱を持ってるような臭い

各部点検してもエンジンが掛かる気配なし

臭いがだんだんひどくなりグローボックスの奥をのぞくと
なんとなんと
配線が赤くなってるじゃないですかぁ~~~

電磁ロックのトランクも開かず
トランク内のバッテリーを外せない
あわてて、エンジンルーム内の配線、ヒューズ、リレーを外し
アース線を切りなんとか車両火災は食い止めたものの

ジェネラルモジュ-ル(電気系を統括しているコントロールボックス)から火が噴いて

こんな感じに
写真のカプラーも熱で熔け、外れない・・・・・
お客様の家ではここまで、もうお手上げ
積載車で昼から取りに行きました
この時点で1日が終わりました(笑)

翌日ちゃんと点検しようと思っていたら
早朝からBMW320のエンジン不調のHelpの電話
和歌山県橋本市の娘の家でエンジンチェックランプが点きエンジンが変な音して調子が悪いという事で
朝一から740を降ろし引き取りに
引き取りして帰社したのが、昼1時半

エンジン不調はイグニッションコイルでした
まだ、2年目の車両なのでディーラーでクレームしてもらうことに

昼から昨日の740の点検しようと
フロアマットめくるとそこには・・・・・

なんと言う事でしょう~
ずさんな、オーディオの配線たちが
アンプも固定せずフロアとアンプに挟まれ
結線部のビニテもちゃんとしてなく、端子むき出しが数箇所
細い配線達からなにやら、オーディオと結線し
これじゃ燃えて当然ですよね


このオーディオも
オーディオのプロショップに付けてもらったらしいです
確かに、表から見たら、かっこよく、付いてます
木工加工して、皮を張って・・・・
でも、配線がこんなじゃねぇ~~~~








BMW 2002 Turbo

2008年08月10日 19時21分09秒 | レストア
NRFの在庫車両2002ターボ

訳有りで、前オーナーさんがレストア途中でお手上げし
NRFで引き取り、完璧な2002Turboにしようと
合間合間に作業しています

今回も、お盆休み前の数日で少し進めようと作業しました

エンジンルームのアルミパーツを磨き


こんな感じに、アルミが曇り

磨くこと数時間


磨き上げたパーツを保護のためクリア塗装(耐熱)し



組上げると

このパーツだけ浮いてます(笑)

レストアとは時間が掛かる地味な作業に繰り返しです
この地味な作業の、妥協点の高さが、仕上がりの良し悪しが決まります
手を抜くと、きっちりしっぺ返しが帰ってきます(笑)

こんな感じに車を仕上げていくと、
レストア完成車を売ることが出来なくなってしまうんですよね

愛着も沸いてくるし、掛かった手間と時間を金額にすると
うわぁ~~~~~万円になってしまいますから(爆)

1600GTの続き

2008年08月09日 19時04分33秒 | レストア
先日の1600GT
エンジンは掛かったものの、

アイドリング不調
始動時もなかなか掛からず
吹かし込むと回転が落ちるとエンジンが止まり

キャブレターの中の掃除が必要な状態でした

ただ、キャブのパッキンもインテークマニホールドインシュレーターも欠品

本来なら、キャブを外して、O/Hするのですが
今回はインマニインシュレーターがないので、キャブレターを外さず
O/Hすることに

まずジェットの蓋を外すと

ヌルヌルなゴミが積もってました

そして、キャブのカバーを外すと

こんな色のガソリンが溜まっています


洗浄液を吹き込んでも

すぐにこんな色に

何度もこの作業を繰り返し
キャブ内部を綺麗洗浄、地味な作業です(笑)


外したパーツにも洗浄液を拭きつけ


キャブのパッキン(欠品)を作り
組み付け、調整し
車外からペタルも触らず、エンジンスタート出来ます

ここで、お客様から依頼された作業完了!!

納車となりました

外装はお客様がこれから楽しまれるとのことでした(笑)

がんばって楽しんでください

1600GT

2008年08月05日 17時31分27秒 | レストア
先日の1600GT

燃料ポンプが動かなかったので
オーナーさんに連絡したら持って来てきてくれした

ただ・・・・・
持って来てくれたポンプも動かない・・・・
でも、電気を流すとカクっと動きそう
これなら、ガソリンを通すと生き返るかも
と、ガソリン注射
カタ・・・・・・
カタカタ・・・・・・
カタカタカタカタカタ・・・
とポンプの作動音が、何度も繰り返しようやくポンプも生き返り

燃料タンクもヤバそうなので

簡易タンクでテスト

キャブレターも掃除し
クランキングすると



エンジンが始動

工場長の熟練したキャブ調整が腕の見せどころです(笑)



永い眠りから覚めたTOYOTA 1600GTのお目覚めは
ここをクリック


Jeepのレストア

2008年08月04日 17時13分10秒 | レストア
全塗装で入庫中のジープ

昭和の車でかなり各所に錆


レストアとは錆との格闘です!!



腐って無くなったボディーパネルに鉄板を当ててパテで面出ししても
すぐに錆て来るので

出来る限る錆を取り
溶接で穴をふさぎ
そこに、錆転換剤を塗布
そして下地を作っていくんです

このような地味で地道な作業で
車が生き返るんですね



ネジ類も慎重にハンドツールで緩めないとすぐに折れます


真夏に錆との格闘は地獄ですね(笑)
真冬の作業も強烈につらいんですが・・・・


一言でレストアと言っても
やり方しだいで、車の寿命が変わるんですよね
やはり、永く乗り続けるには、手間暇かけないとね

手を抜くと、きっちりしっぺ返しがやってきます(笑)
これは、何においても言えることですよね



おまけ

車検で入庫の車両に


新婚さん いらっしゃ~い クッション

実物、初めて見ました(笑)