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「ジョン・ウィック チャプター2」

2017年07月13日 | アクション映画

監督チャド・スタエルスキ
脚本デレク・コルスタッド

前作で亡き妻の残した犬を惨殺されて、
その犯人であるマフィアのボスのJrや、構成員やその他諸々を全員ぶっ殺した
伝説の凄腕ヒットマンが帰ってきます。
前作から5日後、「誓印」のメダルを持って
仕事の依頼に来たイタリアンマフィアの幹部。
ジョンが彼の依頼を断ると、幹部はジョンの家を焼き払います。
妻との思い出の品や、2人の写真などが焼失し、
ジョンの復讐モードのスイッチがオンになります。

今回もアクションがすごい。
銃器の扱いかたが、すごく早くて合理的な動きで好き。
集団戦で相手を殺す順番がシビアで好き。
ゼロ距離での銃撃と関節技の融合したみたいなアクション好き。
側面ではね飛ばしたり無駄にテクニカルなカーアクションも好き。
キアヌの足が長いので足技を掛けると蜘蛛みたいで好き。

奇妙で複雑なルールの組織「コンチネンタルホテル」と
そこに属する礼儀正しい人々も健在です。
相変わらずみんなジョンのことが好きでジョンに優しい。
ジョン、孤高の殺し屋なのにめっちゃ仲良しが多い。
どういうコミュ力よ。

今回は犬は死なないので、犬好きの人も安心してご覧になれます。
というか序盤と終盤にしか登場しませんが名無しのピットブルくん、
すごくかわいくて利口でジョンが大好き。
ただし尖った物が人体に刺さるシーンが複数あるので、苦手な人は駄目です。
というか中身は出ないけど暴力表現は多いです。

内容ばれ

この映画は細部も良くて、
人種性別年齢に関係なく完璧に仕事をこなす職人、
あと「コンチネンタルホテル」の司令部の、
気送管や女性交換手をはじめとする妙にレトロなテクノロジー、
それからジョンのヒーロー性を表現するために恋人や娼婦や少女が
痛めつけられたりしない、弱者がいないところ。
(ターゲットの女性ですら、死に方は自分で選ぶと言って自分で手首を切る。
格好いい被害者)
コミュニケーション手段が英語だけではなく、ロシア語やイタリア語、
手話も普通に飛び交う所。
(よいところというか謎なところは、敬愛や友情は描かれても現在進行形の性愛は
絶対に描かれない点。意図的なものだろうか)
あんまり面白いので「MCUから監督引き抜きが来ちゃう!
札束で頬を叩かれちゃう!」って途中で思ってました。
というかバイオリンアサシンのひと、MCUのナターシャのスタントをやってらっしゃる。

縦列駐車を挟んでの撃ちあい、からの格闘、からの
コンチネンタルホテルでの節度ある休戦まで、
名アクションシーンだったので、DVDでは技の解説付きで見たい…。
あと暗くて、返し技がよく見えなかったので、明度上げた映像が見たい…。
あのシーン、相手にも理があって、十分に理性的なのがいいんですよね。
ジョン、2回も車にはねられたのにノーダメージだし、
至近距離で腹を撃たれても戦っていたので、何か普通の体ではないのかもしれない。
あとジョンを投げようとしたひとが、えいっえいっって何度もモーションかけてるのに、
ジョンがびくともしないところ好きです。素晴らしい重心とバランス。

ちょっと残念なのは、仕方ないんですが
やっぱり親友の彼がいないとあまりにもジョンが孤立無援すぎて可哀想だった。
「コンチネンタルホテル」のシステムが面白すぎるので今回でお別れするの残念なんですけど
3ではホテルが壊滅の危機に追い込まれてジョンがそれを助け、
再び復活する流れにならないかなーと思ってます。


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