映画の豆

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「キング・アーサー」

2017年06月22日 | バトル映画

やんちゃなガイ・リッチー監督がアーサー王伝説に挑戦です。
兄に嫉妬する弟が王を殺害するが、その子供は逃げのびて
スラムでたくましく育ち、やがてエクスカリバーを抜いて
民衆の支持を受け、反旗を翻す!というあらすじ。
アーサーをチャーリー・ハナム(パシフィック・リムの主人公)が、
嫉妬する叔父をジュード・ロウが演じます。
監督はジュード・ロウをともかく美しく無慈悲に撮りたかったらしく、
そこのところは完璧といえます。
しかし興行的にはどうやら敗色濃厚のようです。

内容ばれ(ややdis入ります注意)

文章だと「時間を巻いて書く」という技術があるのですが、
それは映像や漫画では通常は使えません。
でもガイ・リッチー監督はこの手法が得意で、
10年以上前から演出として愛用しておられて、
そろそろ完成形に近付きつつある感じです。
(あの毛皮商人から上納金をせしめ、白髭を圧倒した説明のくだり)
回想シーンでも早送りでもカットバックでもない不思議な手法です。

人質をとってアーサーに言う事を聞かせるシーンが3回あったり、
危ないからここに居ろという大人を振り切って
ブルーが父ちゃんを探しに行ってしまうシーンが2回あったり、
特に人格もなく、何の抵抗も出来ない女性キャラクターが殺されるシーンが3回あったり、
暗殺失敗のあとどう考えても分散して逃げるべきなのに、
修学旅行よろしくウロウロ団体行動したり、
いや、この映画が涙を流したり鼻血をだしたり虜囚の傍にちょっこり腰かけたり、
民衆を跪かせてスーパーご満悦だったりするジュード・ロウ激推し販促映画なのは分かってますが、
それにしても脚本段階でもうちょっとこうなんとか…と思わなくもなかった。

アクションシーンはガイ・リッチー監督お得意のスローモーション多用の例のあれ。
ジュード・ロウは最後触手にまかれて死ぬんだな?って思ってたのに違った。

そういえば弓おじさんの因縁、何だったのかな。


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