♪あなたに逢いたくて

眠れない夜は、旅の思い出や、私の想いを綴ります。

仕事のやりがい

2009年05月23日 | 介護のお仕事
私の一番生きがいであった子供たちが、自分足で自分の力で歩き始めた今
仕事のやりがい=私の生きがいのひとつとなりつつ日々生きている中
しかし・・・・

友達の勤務先の施設がテレビに出るからということで
今朝インドネシアの介護士を受け入れる番組観ました。

言葉や習慣のちがいにとまどいながら
家族と離れ、3年後の国家試験に合格しなければ即帰国という条件の中
頑張っている彼らの姿
また日本の施設も、そんな彼らを迎えるためプロジェクトチームを作り
受け入れている様子の番組でした。(受け入れる日本の施設も少ないそうだ。)


前の職場が業務閉鎖でやむを得ず、今の職場に変わり半年
人手不足
仕事は見て覚えて~言われ、絶えずアンテナはりめぐらし
誰もが他人どころじゃない、人間関係に心痛め

こうすればいいのではと思うこともあるが
サービスの質をあげれば、仕事の量が増える。
これ以上どうすればいいねん。と
絶えず不平不満な愚痴いっぱいのスタッフの中で言い出せない

技術不足、危機管理の意識が低い中、あまりに転倒が多く
それを改善する意識が高まってはきたけれど

人の命を預かる責任の重さのわりに、報酬の少なさ
現場の状況をみず、結果だけ、個人を攻め立てる他業種の人たち

一生懸命やればやる人ほど体調をこわす

桜を見に、散歩ご一緒した高齢の利用者さま
さっきのことも忘れるのに
「あんた、桜見に連れていってくれたな~
夢みたいやったわ。ありがとな~」
手を握り涙ぐまれる。

そんな一言で、この仕事がんばれたのに
介護の仕事は楽しいって思っていたのに

誰のための施設なん?利用者の思いはどこに?
職員はただのコマにすぎん?
若い頑張る子達の育て方、職員のモチベーションの上げ方がへただ。
すべては会社の利益のため?

この施設を変えるため、一緒に考えていきましょう。力をかしてと
言われる上司とは裏腹に、
3ヶ月と言っていたのにいつまでたっても正社員にしてくれない

このままここにいると介護職自体、続けることが嫌になりそうだ


聴覚障害のある娘も4月から介護職で働いている。
夜勤も一人で勤め
1時間半の通勤時間、夜勤の回数も多く私よりハードな勤務状況である。

それでも「仕事楽しいねん。」といつも言っている娘。
「ちゃんとできているの?人の命を預かる仕事や油断するな、気をぬくな」と
言い続ける私。
「わかってるわ~毎日うるさいわ」と言いながらも笑顔ででかける娘見ながら
職場の方々のサポートに感謝し、無事過ごせることを祈る。


今朝のテレビで
「おとしよりと一緒によい思い出を作りたい。」
くったくのないインドネシアの彼女らの笑顔に、感動
自分はいったい何をしているのかと思わず涙が出た。

よく泣きます


職場のはじめしんどかった人間関係も、
今となれば仲良く飲みにも出かけ、情もわいてくる。

ただでさえ人不足の中、一人でも減れば現場がたいへんやろな~
みんな悪いな~そう思いながらも
一つのコマにすぎず、また新しい人雇い回っていくんやろな~

番組の最後にも言っていました。
一生懸命がんばるインドネシアの彼らたちの願いが叶いますように。

やすらぎ与え元気をくれる・・・・そんな介護士に私もなりたい。

さぁ~一歩踏み出そう












最後のあいさつ

2009年05月16日 | 聴覚障害
聴覚障害の子がいてたいへんやね。時々言われます。
私はむしろ子供たちのおかげで、おこること、出会い
こうしてPTAのお役をさせていただいたこと。
私の人生にとってとても有意義でありがたく誇りに思います。

子供が卒業してこちらに来ることもなくなり寂しい気持ちもありますが、
卒業しても保護者同士の交流を深めるため
一年に一度、11月のボランティアの清掃の時
みんなに集まろうと声かけています。

みなさんもPTA活動、今しか経験できない貴重な時間どうぞ楽しんでください。
どうもありがとうございました。

というような事を平成20年度PTAの総会の会長挨拶で話したと思います。
途中で、この3年間のことがよみがえり言葉につまりました。

3月に先生や役員さんたちとお別れ会やって、花束までもらって
もう終わった気でいましたが、そうでした。総会までが私のお役でした。

今日でほんとに終わり~

結果がすべてじゃないけれど
先生方のおかげや、子供たちのがんばりでほとんどの子達は志望校
希望企業、公務員に合格し、府教育委員会表彰を受け新聞に載った子もいる。
親としては、子供が自らの道を自分で選択し、この高校から卒業できたことは
うれしい旅立ちであり、学校、先生方に感謝でいっぱいでした。

これからもいろいろなことがあるだろうけれど、
たぶんこれからの方がしんどいだろうけれど
ここで学んだこと、出会いを忘れずにと思いました。

ありがとうございました。