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信州沖縄塾主催「この国の行方」 鳩山由紀夫元総理にきく

2016-10-10 23:57:26 | 憲法・平和・沖縄

 

信州沖縄塾が主催して鳩山由紀夫元総理大臣を招いて「この国の行方」と題した講演会が開催され出席しました。

 

最初に、長野県内で八重山古典民謡を勉強している「あやぱに」さんの歌と演奏で始まりました。第1部の講演は東アジア共同体研究所琉球沖縄センター長の緒方修さんです。演題は「騒擾の海から平和の架け橋を」。高江の工事を急いでいるのは、伊江島の飛行場との訓練を行うため。沖縄から見ていると日本政府の言うことは嘘ばかり。行動は強圧的。ーこれは今に始まったことではない。400年間変わらぬ姿勢。沖縄暮らしは楽しい。なんくるないさーの楽観的生き方。

 

第二部は「友愛と東アジア共同体」回答者は元総理大臣鳩山由紀夫さんと、ジャーナリストの高野猛さん。質問者は塩田9条の会羽田由紀さんと、信州沖縄塾長の伊波敏男さんです。

伊波「総理大臣退陣の真相は?」

鳩山「久しぶりに上田に来た。ここへ来る前に松代大本営を見てきた。大本営建設の時間稼ぎのために沖縄の地上戦が戦われたことを確認してきた。私が総理を辞めたのは、普天間の移設問題で私の力が及ばなかったこと。官僚を動かすことができなかった。アメリカの意思を動かすことができなかった。個人的なことだったが、お袋からの献金問題もあった。政権の支持率が下がったことで、党の代表として責任をとった。

伊波「普天間飛行場の移設について岡田、北沢大臣の意向が変わった。鳩山さんも変わったのか。」

鳩山「辺野古やむなしとなったのはその時ではない。4月19日、外務大臣から訓練のために65海里以内という嘘のペーパーが出されたからだ。」

高野猛「琉球新報で連載して、本にまとめてあるが、北澤さんは最初から防衛官僚のいう通りだった。岡田さんは、嘉手納への統合案を模索していた。暫定的に考えていた。ゴルフ場か弾薬庫を潰せばできる。裏交渉も足りなかったのではないか。結局、国民が支えなかったとも言える。」

高野猛「2010年2月沖縄県議会は鳩山政権を支えるオール沖縄の最初になった。」

伊波「なぜ、沖縄なのか?」

鳩山「海兵隊には抑止力ではない。最後に辺野古に戻るために屁理屈を言ってしまった。近すぎると逆に優位ではない。攻撃目標になる。アメリカが認めている。おもいやり予算があるから海兵隊は沖縄にいる。」

高野猛「海兵隊は朝鮮戦争後、岐阜県から移り、第二次朝鮮戦争に備えると言われてきた。金正恩は陸軍を100万人縮小するための核開発だ。尖閣では海兵隊は動かない。アフガニスタン、イラクで動いてきた。日本を守るために海兵隊があるわけではない。」

羽田由紀「辺野古への現政権の暴力的態度をどう思うか、私たちはなにができるか?、福岡高裁の判決について」

鳩山「辺野古以外はないという考え方が間違っている。裁判での決着は政権に有利な判決しかでない。本土の皆さんには現実をひろげてほしい。」

伊波「緊張した東アジア情勢をどう考えるか」

鳩山「自衛隊を沖縄で強化する意味はない。ロシアの脅威がなくなり、失業対策で南に移っている。武力で平和はつくれない。自衛力を高めても抑止力にならない。外交によるしかない。東アジアは、運命共同体と中国でも言っている。その要は沖縄だ。」

高野猛「東アジアの危機は、かつて北朝鮮が崩壊して難民が出るという話があった。それは北方の自衛隊を南に移すためだった。尖閣での8月2日に漁船が集結したのは単に漁が解禁となったからだ。東アジアに尖閣で緊張があるのは嘘。ルールがある。」

羽田由紀「沖縄の未来について」

鳩山由紀夫「基地依存をいう人はいなくなった。撤去されれば平和になる。経済的なメリットを追求する必要がある。住民が参加した町づくりを目指すべき。中国や台湾にとっても沖縄は観光産業として魅力的だ。受け皿づくりが急務。」

高野猛「基本的な考え方は太田昌秀知事の時に、基地返還と合わせて国際都市建設について検討がされてきた。自民党政権は紐付き、自由に使える資金を渡して沖縄丸ごと特区、憲法の枠内で特別自治権を認めるべき。」

羽田由紀「貧困ゆえに自衛隊に入る社会をどう考えるか」

鳩山「命を大切にする政策。子ども手当を打ち出した。高校授業料の無償化。にもかかわらず大学になると私費で賄われている。大学も基本的に無償にすべきと考えている。」

伊波「日本会議について」

 

高野猛「政界、言論界、地方組織、宗教界と草の根的な組織。源流は生長の家、日本を守る会、日本を守る国民会議をへて、日本会議に合流した。ウルトラ皇国史観。」

高野猛「稲田は本物の日本会議。天皇家の女系反対。小泉政権で女性天皇について答申が出されたが安倍が握りつぶした。野田政権にも出させたが安倍が潰した。日本会議と現実の政治との間に矛盾はある。」

羽田由紀「アジア諸国の歴史と文化を学ぶべきではないか」

鳩山「安倍政権は矛盾を矛盾とおもっていないことが強いところだ。英語教育、日本語教育、中国・韓国の伝統的文化を学ぶことが必要ではないか。儒教の教えを学ぶことが大切だと考えている。来年、論語を学ぶことをスタートさせる」

羽田由紀「友愛について」

鳩山「フランス革命は最下層の人は除外されている。最下層を含めた博愛が友愛。博愛には上から目線を感じる。みんな違いがあって認めあい、共生をしていくという考え方。弟は自然との友愛も言っていた。」

伊波「日本の自立について、アジアインフラ銀行の顧問就任について」

鳩山「かつての琉球王国と同じ役割を日本が果たすべき。アメリカの覇権は弱まっているが、オバマもクリントンも軍産複合体に支配されている。中国は覇権国家を目指しているのでないと思っている。アメリカに傾いている日本を、中国との関係でバランスをとるべき。覇権国家を考えさせないための東アジア共同体構想を進めるべき。アジアインフラ銀行は参加すべき。アメリカに先を越される可能性もある。日本が排除されないためと、地域の平和のへのメッセージを出すため、顧問をうけた。」

羽田由紀「沖縄と中国との関係について」

高野猛「歴史的に深い関係を持ってきている。尖閣は国有をやめて、沖縄の県有地にすれば国対国の対応にならないのではないか。東シナ海も南シナ海も誰の海でもない。その発信地に沖縄がなればいい」

羽田由紀「安保法制に反対するシールズやママの会について」

鳩山「蓮舫さんには期待している。野田幹事長は、どうなのか?野田政権をどう評価しているのか。野党統一して、どんな旗を掲げるのかが重要。新しい流れをつくることが必要。沖縄の民意を活かす政事の実現を」

高野猛「民進党全国代表者会議で野党共闘進めることを確認したが、中央で管理すると野田は言っている。何も分かっていない。参院選では市民団体が入っている。単なる野党共闘ではない。各県によって成り立ちは違う。市民が政策協定をつくって選挙の主体に変わった。」

伊波「沖縄の未来像について、総理経験者として政治にどう関わるのか」

鳩山「沖縄の構造的差列、大手メディアは沖縄を報じていないなかで、沖縄を伝えて、関心を持ってもらうために信州沖縄塾頑張ってほしい。基地撤去ができないなかでも、近隣諸国とのいい関係をつくること。その拠点が沖縄。沖縄は東アジア共同体の要。

信州沖縄塾主催の「この国の行方」講演会のあと、場所を変えて交流会。沖縄からも40人の方が参加されいます。その参加者のかたから八重山民謡「マミドーマ」が披露されています。(動画あります)

鳩山由紀夫元総理や、高野猛さん、などから今日の感想が語られました。(動画あります


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